４強の頂上決戦

本紙掲載日：2022-09-02

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第４３回夕刊デイリー新聞社旗争奪日豊学童野球選手権大会

◆南方小クラブ×日向ベアーズ、西スターズ×大王谷ファイターズ

　第４３回夕刊デイリー新聞社旗争奪日豊学童野球選手権大会はあす、延岡市妙田球場で４強による頂上決戦が行われる。準決勝はいずれも延岡―日向の対決。南方小クラブは４年ぶり６回目、日向ベアーズは初めて、西スターズは２１年ぶり２回目、大王谷ファイターズは１１年ぶり最多６回目の優勝となる。雨が心配され当日は午前７時に、待機なども含めた態度決定をする予定となっている。４チームの勝ち上がりと、主将のコメントを紹介する。

◆日向ベアーズ－左腕ら好選手そろう

　主将で左腕の黒木聖ら能力の高い選手がそろう。初戦は３人の継投で競り勝ち、準々決勝は神﨑の満塁本塁打などで逆転勝ち。４強の中で、唯一初優勝を狙う。

　黒木聖「準々決勝は打線も良くつながり、残塁も少ない攻撃ができた。次も同じように打線のつながりを意識して、勝ちたい」

◆南方小クラブ－長打力が持ち味

　初戦、準々決勝で長打５本ずつなど長打力が持ち味。準々決勝は最終回に６点差を逆転されたが、その裏にサヨナラ勝ちを収めるなど、勝負強さを見せた。

　木津「準々決勝はみんなの声が張り切っていて、自分もつなぐ気持ちで打てた。次は出られなかった人も帰ってくるので、みんなで声を出して点数をいっぱい取って勝ちたい」

◆大王谷ファイターズ－そつなく最少失点

　２試合で２４得点、１失点はいずれも４強中最高の数字。９回で被安打２の堅い守りと、走塁や小技を生かし１点ずつを奪う攻撃でそつがない。

　本多「投手陣も調子よく、打撃も良くいい試合ができている。次も礼儀を忘れず、攻撃はつなぎ、守備はミスなく投手をもり立てて優勝したい」

◆西スターズ－最多の５本塁打

　２試合で２１得点で、本塁打５本は４強中最多。４人が登板するなど複数投手を擁しており、失点が１２回大会以来の優勝への鍵になりそうだ。
松木旺「みんなが打てて、しっかり守ることができている。次もみんなで打って、周囲が投手に声を掛け、いいプレーの時にいい声掛けができれば」