【お知らせとおことわり】

 夕刊デイリー新聞ならびにYUKAN-DAILY-WEBを
ご利用いただきありがとうございます。

 著作権保護のためWEBブラウザ上からの記事・写真の
ダイレクトプリントができないようになっております。
ご了承下さい。

 サイト内の写真は本紙に掲載されたものですが
本紙掲載分の写真については以下のような規定があります。


 夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。

 スポーツで活躍した場面の写真、ステージでの発表会、さまざまな行事で新聞に掲載された写真をご家族の記念に保存されてはいかがですか?

 写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。

写真のサイズと料金は次の通りです。

▽L  サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加)


L  サイズ
(8.9×12.7センチ)
1枚 300円
LL サイズ
(12.7×17.8センチ)
1枚 500円
A4 サイズ
(21×29.8センチ)
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加)

 提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
 掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。

 受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
 写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
 また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。

 写真は個人的利用に限ります。 印刷物などに用いることはできません。

 写真提供サービス開始とともに、これまでの貸し出しサービスは終了します。


 お問い合わせ、お申し込みは
 本社(電話番号 0982-34・5000、平日は午前9時−午後5時、土曜は午前9時−午後3時)へお願いします。

 

延岡メンマ、空を飛ぶ

本紙掲載日:2022-09-01
3面

ANA国際線機内食に採用

◆放置竹林解消環境に優しい食材

 放置竹林解消の手だてとして延岡市上三輪町のLOCALBAMBOO(ローカル・バンブー)が製造・販売する「延岡メンマ」が全日空(ANA)国際線ファーストクラスの機内食で提供されることになり、同社の江原太郎社長(32)=同市上三輪町=が8月30日、ANA料理長らとともに読谷山洋司市長へ報告した。

 ANAによると、延岡メンマは9〜11月の3カ月間、成田空港と羽田空港を出発する国際線全便のファーストクラス(1機当たり8席)で出される機内食の和食メニューに採用。梅干しなどと共に、香の物の一つとして白米に添えられる。

 ANAは1次産業の活性化を中心とする地方創生や、「環境にやさしい食」の提供に力を入れており、〃厄介者〃である放置竹林の育ち過ぎたタケノコ(モウソウチク)をメンマへと生まれ変わらせる同社の取り組みに注目。通常ならメニューに産地を入れることはないが、利用客に少しでも関心を持ってもらえるよう、あえて「延岡メンマ」と表示した。

 機内食の採用基準は厳しいというが、ANAケータリングサービスの森誠剛和食料理長は「優しい味ながら歯応えがあり、食べるうちにメンマのうま味と香りが感じられ、ファーストクラスで出しても恥ずかしくない」と品質を評価。より味や歯応えが感じられるよう、既製品よりも大きめのカットサイズで提供するという。

 この日は読谷山市長が機内食と同じものを試食し、「みずみずしく取れたてのようなおいしさで、いくらでも箸が進む」と絶賛。「延岡のメンマが世界にデビューすることを誇りに思う」と喜んだ。

 誘客や情報発信を目的に昨年から市観光戦略課に出向しているANA宮崎支店の中村智弘支店長(ANAあきんど)も、「流通しているメンマの9割以上は台湾や中国産。ぜひ、『延岡』の名が飛行機に乗って世界に広まれば」と期待を込めた。

 「食べることで放置竹林問題を解決する」という理念に賛同も多く寄せられており、近く生産規模の拡大も見据えているという江原社長。「延岡メンマは世界と戦える商品だと思っている。国際線の機内食に採用されたことでもっと延岡のことを知ってもらいたいし、今後も延岡の資源を使って日本や世界にアピールしていきたい」と話している。

その他の記事/過去の記事
page-top