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延フィル、校歌CD贈呈−延岡しろやま支援学校へ

本紙掲載日:2022-08-11
6面
出水校長(右)に校歌CDを手渡す北林代表

約50人が演奏、収録

 延岡フィルハーモニー管弦楽団(延フィル、北林鉄平代表)が9日、延岡市野地町の延岡しろやま支援学校(出水悌二校長、185人)の校歌をオーケストラで演奏、収録したCDを同校に贈った。

 延フィルは、2015年に創立25周年を迎えた記念事業として、市内の小中高校、特別支援学校の校歌を演奏し、制作したCDを各校や同窓会に寄贈する地域貢献活動に取り組んでいる。これまで制作したのは、今回を含めて6校。同校が今年で開校10周年を迎えることからCDの贈呈を計画。約50人の団員が、6月に延岡総合文化センター大ホールで収録した。

 同校の校長室で行われた贈呈式には、北林代表と西山いずみ事務局長が出席。西山事務局長が事業について説明した後、北林代表が出水校長にCDを手渡した。また、同校の要望により、聴覚障害のある子どもたちのために、演奏風景を撮影した映像も寄贈し、全員で視聴。今年4月に延フィルの指揮者に就任した渡邊祥吾さんがオーケストラ用に編曲した盛大かつ優しい音色に耳を傾けた。

 出水校長は「これからの10、20年、さらに歴史を築いていくために、延岡フィルハーモニー管弦楽団の演奏をもとに新たな歴史を築いていきたい。頂いた音源、映像は大切に使わせていただく」と礼を述べた。北林代表は「延岡しろやま支援学校の10周年記念で、校歌CDを贈呈できて非常にうれしい。ぜひ、いろんな場面で活用していただきたい」と話した。

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