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独自の医療緊急事態宣言

本紙掲載日:2022-07-29
1面
独自の「医療緊急事態宣言」を発表した佐藤信博医師会長(中央)と寺尾公成院長(右)、佐藤圭創特任医師

県立延岡病院、機能維持のために−延岡市医師会

◆救急車の出動要請、従来の3倍−安易な受診は控えて

 新型コロナウイルスの爆発的な感染拡大で医療崩壊の瀬戸際にあるとして、延岡市医師会(佐藤信博会長)は29日、独自の「医療緊急事態宣言」を発表した。

 県北の中核医療機関である県立延岡病院(県病院)の機能維持のため、関係機関に非常時態勢の連携を求めるとともに、市民に対しても安易な救急要請や不急の時間外受診などを控えるよう呼び掛けている。圏域の病床使用率が安定して50%を下回るまで続ける。

 佐藤会長と県病院の寺尾公成院長、県新型コロナ対策調整本部の佐藤圭創特任医師が、29日午前から市役所で緊急会見を開き、延岡を中心とする県北医療態勢の現状を説明。救急車の出動要請が従来の3倍まで増えて、県病院に過度の負担がかかっていることなどを明らかにした。

 寺尾院長は重病者を処置していた3連休最終日の19日未明、同時に複数の感染患者救急受け入れ要請が重なり、現場は対応不能となる寸前までの状況に陥ったと報告。一方、これまで救急で受け入れた感染者の9割は軽症かほぼ無症状だったことを指摘した。

 その上で、県病院は心筋梗塞や脳卒中などの緊急対応や、県北で限られた小児入院、感染した妊婦の出産など第2、3次医療を担うべき存在であることを強調。院内クラスター(感染者集団)で陽性となるスタッフも出ているとして、地域医療機関から在宅医までがスクラムを組み、市民も含めて不要な救急を抑えるための「ボトムアップ(底上げ)」を訴えた。

 入院や宿泊療養などの調整役を担う佐藤特任医師は、この先、県内では爆発的が感染拡大は8月中旬まで続き、その後を追うように重症者が増えると予測。感染してから慌てないよう、普段からかかりつけ医に相談して自分のリスクを理解し、体調が悪くなったら早めに連絡して、コロナ治療薬を服用するなどアドバイスした。

◆市民には基本的な対策徹底を要請

 佐藤会長は現状が「大災害時だと思っている。大津波が迫ってくるのが見えて声を上げているようなもの」と危機感を例え、市民にはマスクの着用を前提とし、換気、密集の回避など基本的な対策を徹底するよう要請。感染しても入院しないで済むよう「ワクチンしかない」と、できる限り接種してもらうよう呼び掛けた。

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