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チェーンソーや着物の帯を用いて制作

本紙掲載日:2022-07-26
7面

8月5日まで白石さん、柳田さん兄妹の作品展−虎彦サロン

 いずれも延岡市細見町在住で、チェーンソーアートを手掛ける白石寛さん(73)と、着物や帯のリメークを楽しむ柳田恭子さん(71)のきょうだいによる「創る歓(よろこ)び〜兄妹ふたり展」が8月5日まで、同市幸町の虎彦サロンで開かれている。

 白石さんはツルやウサギ、フクロウ、金魚、竜などのチェーンソーアートや、生漆(きうるし)の木皿など約20点を出品。柳田さんは着物の帯で作ったバッグ約30点を展示しており、開催初日の今月23日から多くの人が訪れ、2人の見事な作品を興味深く鑑賞する姿が見られた。

 白石さんは建築業の傍ら、独学で彫刻の仏像や面などを制作していたが、11年前に知人に誘われチェーンソーアートを始めると没頭。九州大会で複数回優勝するなど、全国トップクラスの実力者として活躍している。

 昨年は今山大師へ、願いに耳を傾ける「多聞(ききわけ)大師」の木像3体、今年も安産・子授けに御利益のある「子安大師像」を奉納。今月20日には、今回の展示会場となっている風の菓子虎彦(上田耕市社長)から依頼を受けて制作した「天鈿女命(アメノウズメノミコト)」像が、同店の創業記念祭に合わせ設置された。

 柳田さんは自分が母親からしてもらったように、わが子や孫の洋服を手作りするなど、長年裁縫を趣味にしており、近年は自宅に友人や希望者が集まる作業場を設置。お茶や食事を挟みながら、和気あいあいと作品作りを楽しんでいるという。

 家に眠る着物を洋服などにリメークするのも得意で、この日、着ていた洋服も和服から作成。インテリアを取り扱う仕事で使っていた業務用ミシンを活用したいと思い付いたのが帯バッグだった。

 使い勝手のいいトートバッグや手提げが中心で、お太鼓柄を両面にバランスよく配置するなど、帯の柄や模様を生かすよう形と大きさを工夫。内側に異なる色の帯を使用して変化を付け、携帯電話や財布などを入れられる内ポケット、革の持ち手も取り付けて使いやすさにも配慮している。

 使う帯は毎回、種類が異なるため、バッグはすべて一点物。和装にも洋装にも合うデザインとなっており、ほしがる人は後を絶たないという。

 2人そろっての作品展は、3年前の虎彦サロン以来3度目で、柳田さんは「1本の丸太を変幻自在に意味ある形に仕上げていく兄の姿は、頼もしく誇らしいものです。今回、兄妹ふたり展をすることになりうれしい気持ちでいっぱいです。私の方もご希望に合った品をお作りしたり、一緒に作ったりもできますので、ぜひ気軽にお声掛けください」と呼び掛けている。

 兄妹ふたり展の鑑賞時間は営業日の午前9時〜午後7時で、8月2日は店休日。最終日の5日のみ午後5時まで。

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