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東西なんぼく−丸々としたスイカを育ててます

本紙掲載日:2022-07-18
3面

渡辺修三顕彰会−茶園作業で提供

 丸々としたスイカ5個を前にするのは、延岡市の渡辺修三顕彰会の渡部俊雄会長(81)=写真左=と同事務局の熊本安彦さん(76)。

 修三が同市大野町で営んでいた茶園「黒岩園」の一部の再整備に取り組んでいるが、夏場は重労働。昨年の作業後に、渡部会長が自宅(佐野町)で作ったスイカを「水分補給に」と提供したところ好評だったことから、自家用の隣に顕彰会用のハウスを新設した。

 その中で実ったスイカは大小70個。糖度を計ったところ13度もあり「スイカとしては最高級の甘さです」。23日に行う茶園での作業の参加者に提供する予定という。

 肝心のお茶は、初めての茶摘みを5月に行うはずだったが、鹿に食べられてしまい断念。今月23日の作業では、既に張ってあるネットの補強のため金網を設置し、草刈りをするそうだ。

 お茶ができれば、修三の代表作の詩にちなみ「天使たちのお茶」と名付ける予定。「名前の評判が良いので、アマチャを加えて、少しだけ甘く仕上げてはどうかなと考えているところです。調整が難しいかもしれませんが」と渡部会長。

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