子ども食堂にサツマイモを−ダイナム宮崎延岡店
本紙掲載日：2022-07-16
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苗１５００本−やわらぎの里で栽培
障害者の就労支援や子ども食堂の活動に役立ててもらおうと、パチンコホールのダイナム宮崎延岡店（延岡市川原崎町、吉田大吾店長）は１日、同市大武町の障害者支援施設「清松園やわらぎの里」（�眦膵篁楡瀋后砲縫汽張泪ぅ發良庁隠毅娃伊椶鯊�った。
ダイナムグループは生活困窮者など社会的弱者の支援を目的とした地域共生部門を設け、各店舗が地域ごとに活動を展開。宮崎延岡店は市内６カ所の子ども食堂への支援を軸に、障害者らが生産した作物や加工品を購入して届けるなど、周囲にも支援の輪が波及するよう工夫して取り組みを進めている。
この日は、やわらぎの里近くにある利用者用の畑でサツマイモ苗の贈呈式があり、同施設と同じ愛育福祉会が運営するこばと保育園（大武町）の４、５歳児２３人が植え付けに協力。あらかじめ盛られた畝の溝に苗を植えて丁寧に土をかぶせながら、「いっぱいお芋ができますように」と願っていた。
今回植えたサツマイモは焼き芋などに適した「ベニハルカ」という品種で、やわらぎの里は別の畑でも栽培し、今後はダイナムのスタッフも加わり除草作業や水やりなどを続ける計画。１１月初旬ごろに収穫予定の芋は子ども食堂に提供するほか、一部はダイナムが無人販売所に出品するなどして、売り上げは全額やわらぎの里に贈るという。
やわらぎの里利用者で農作業のアドバイス役を担う那須正弘さん（７６）は「たくさん芋が取れるように草取りや土寄せなど頑張ります」。ダイナムの吉田店長は「園児の皆さんと育てたものを有効活用したい。いい物を提供できれば」と話している。