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山村の風景を取り戻したい

本紙掲載日:2022-07-12
8面
地区内の親子が参加して行われたホタル幼虫の放流
水車小屋の取水路にたまっていた土砂や草木を取り除く中原地区別定住戦略会議実行委員会の皆さん
ホタルが飛び交う場所になることを願って整備が進む公園内の赤仁田川

西野々農村公園・ホタルの里づくり−美郷町北郷

 美郷町北郷の中原地区別定住戦略会議実行委員会(鎌倉初文委員長)が、同地区の西野々農村公園でホタルの飛び交う公園づくりを進めている。3カ年かけて整備する計画で、鎌倉委員長は「夏にはホタルが飛び交い、水車が回る山村の風景を再現したい」と話している。

◆3年計画で整備「人が集う場所に」−

 西野々農村公園は旧北郷村時代の1996年、国の山村振興等農林漁業対策事業の補助を受けて宇納間地蔵尊西側の山間に完成した。敷地面積は約1万2千平方メートルで、ソメイヨシノやウメ、ツツジなど大小合わせて約30種類の樹木が植えられ、四季折々の花々が楽しめる。

 山村の風景になじむ水車小屋や休憩所、トイレを備えるほか、北郷長野地区から移設された古い石橋「薬師橋」も架かる。また、町外から多くの参拝者が訪れる「宇納間地蔵祭り」の駐車場としても一役買っている。

 同委員会は地域の憩いの場としての魅力をさらに高め、地元以外の人たちにも良さを知ってもらおうと、今年度から町の補助を受けて「ホタルの里づくり」をスタートさせた。

 先月には、委員会役員が県立門川高校を訪問。同校ホタルプロジェクトの吉田巧顧問から、ホタルの幼虫と、餌となるカワニナの成育条件や環境管理の方法を学んだほか、ホタルの幼虫約100匹を譲り受けた。幼虫は、公園内を流れる五十鈴川の支流赤仁田川に放流。地区内の親子約40人が参加して「元気に育ってね」と願いを込めた。

 また、園内にある水車小屋と周辺の整備にも着手した。水車はもともと、仁田川から取水して動かしていたが、完成から四半世紀がたっており、損傷が激しく、軸受と土台部分が残っているのみ。元通りに復元するには相応の費用がかかるとみられるが、「公園の風景になじむ水車として復元させたい」との思いから、取水路にたまった土砂や草木を除去し、復旧に向けての環境づくりを始めた。

 今後は定期的に清掃作業などを行い、ホタルの生育を見守るほか、水車小屋の修復を目指して活動するという。

 鎌倉委員長は「『集(つどう)』を中原地域のキーワードとしているが、言葉の通り地区内外から人が集う場所になるよう願っている」と目標を口にしていた。

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