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販売イベントで飲食店応援

本紙掲載日:2022-07-09
7面
イオン延岡店で実施された「なんばんde弁当プロジェクト!」

なんばんde弁当プロジェクト!

 「延岡発祥チキン南蛮党」(永野時彦党首)は「チキン南蛮の日」の8日、延岡市旭町のイオン延岡店で「なんばんde弁当プロジェクト!」を実施した。正面玄関前にチキン南蛮入りの弁当が並び、一般客が買い求めたり、事前に注文した企業の担当者が受け取りに来たり、にぎわった。

 プロジェクトは「おいしい!は、コロナに負けない!みんなで飲食店応援!」が合言葉。昨年に続き、新型コロナウイルスの影響を受ける飲食店の支援を目的に計画した。

 同党は事前に、弁当販売を行う飲食店募集と、企業向けに弁当の注文を呼び掛け。37の職場から約300個の注文があり、次々に企業の担当者が訪れ、そろいのTシャツを来たメンバーらが弁当を渡していた。また、一般向けの販売もあり5店舗が出店した。

 出店した飲食店以外にも、この日に合わせて提供する店も多いといい、「定着しているのがうれしい。改めてチキン南蛮のことを思い出し、市内全体で盛り上がる日になってほしい」と永野党首。今後も「年1回のこの日を軸に、啓発活動を続けていく」と話した。

 同党は、延岡生まれのチキン南蛮を通し、延岡の食の魅力を発信する活動を行っている。2017年には、延岡市が「チキン南蛮発祥のまち」であることを全国に知ってもらおうと、日本記念日協会に登録申請し、認定された。毎年この日に交流人口の増加や子どもへの郷土愛育成を目指し、イベントを企画している。

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