創立７５周年の祝賀会−日向商工会議所

三輪会頭「引き続き支援を」

　日向商工会議所（三輪純司会頭、会員１５２２人）の設立７５周年記念事業が６月３０日、日向市上町のベルフォート日向で開かれた。記念講演と祝賀会があり、同会議所の議員、来賓など約１００人が出席して３四半世紀の節目を祝った。

　祝賀会で三輪会頭は「７５周年記念事業をぜひ、やりたかった。コロナや円安、物価高、ロシアのウクライナ侵攻など世界は大きなうねりの中にある。持続可能な安定した世の中をつくるのは経済。そのためにも、恐れずにやっていきたい。引き続きご支援、ご協力を頂きながら前に前に力強く進んでいきたい」とあいさつ。

　来賓を代表して十屋幸平日向市長は「現在の港湾工業都市としての発展は、日向商工会議所を中心とした皆さんのご尽力のおかげと改めて感謝したい。これからも連携を深め、経済発展、コロナの感染防止対策などに努めていきたい」と祝辞を述べた。

　永年勤続職員の表彰もあり、勤続２０年の河野悦子地域振興課長に三輪会頭が感謝状と記念品を贈った。

　祝賀会に先立ち、記念講演会も開かれ、アマチュア落語家の柱大黒さん（同市出身）が落語を披露し、同市東郷町に移住した成澤けやきさん（東京都出身）が、オーストラリアの先住民が儀式などに使う管楽器「ディジュリドゥ」などを演奏して記念事業に花を添えた。

◆４議案を承認通常議員総会

　記念事業の前に今年度の通常議員総会も開催された。昨年度の事業報告、収支決算、剰余金処分の承認など４議案が審議され、いずれも原案通り承認された。