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七夕まつり−3年ぶりのにぎわい

本紙掲載日:2022-07-04
3面
家族連れらでにぎわったのべおか七夕まつりの初日
化石発掘体験に真剣な表情で取り組む親子
祇園町銀天街のゲームコーナーでは子どもたちでにぎわった

子どもら楽しむ−山下新天街

 延岡市山下町の山下新天街を中心に、3年ぶりに開かれている第65回のべおか七夕まつりは2、3日にイベントや出店があり、子どもを連れた家族らが久々の祭りを楽しんだ。

 ちゃんこ松恵前の店舗には、同市幸町の駅前複合施設エンクロスが〃出張〃して子ども向けワークショップを開催。2日は化石発掘体験、3日は化学や数学、歴史などが学べるカードゲームを提供し、両日で110人以上の子どもが参加した。

 このうち、化石発掘体験では、店舗前に順番を待つ長い列ができる時間もあり、会場を訪れた子どもの遊び場所として活躍。段ボール製の迷路を、スタッフにヒントをもらいながら発掘に使う道具を獲得して進み、ゴール後は親子で発掘作業に熱中した。

 また、2日夕には祇園町銀天街(平吉正樹理事長)が、のべおか七夕まつり協賛として宮崎太陽銀行延岡支店前にゲームコーナーを設置。3年前までは「土曜夜市」として、まつり期間を含む3週連続で開催していたが、「1回だったらできるのではないか」と一夜限りで復活させた。

 福引、スーパーサイコロ、輪投げの各所で成功を喜ぶ子どもや保護者、スタッフの姿が見られ、笑顔が広がった。

 平吉理事長は「1日だけだったが、街としてにぎわいが出てやって良かった。(多くの人が)来てくれてありがたい」と感謝した。

 七夕まつりは10日まであり、9日夕には今山八幡宮の東参道沿いでペットボトル灯籠を予定。

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