４０周年へ一丸−日向商工会議所青年部

楽しむこと忘れず再起動−３年ぶり総会

　日向商工会議所青年部＝日向ＹＥＧ＝（中島秀人会長、７４人）の２０２２年度の定期総会は２３日、日向市上町のベルフォート日向であった。昨年度の事業報告、収支決算、今年度の事業計画など４議案が審議され、全会一致で承認した。定期総会は、コロナ禍の影響で３年ぶりに開催した。

　総会には会員約４０人が出席。２２年度の事業計画では、青年経済人としての責務は自企業の成長が最優先であり、経済活動などで得た利益を少しでも長く、多く地元に還元することが大切。苦難の時にこそ、ＹＥＧで培った人脈を十分に生かし、いかなる状況下でも自企業が存続できる経営基盤を構築していくことを挙げた。

　今年度のスローガンは「『彩・起・動！』〜４０周年に向けて一丸と」と発表。「彩」は、活力に満ちあふれた新たな事業展開が必須とし、３人の女性役員を選出して女性らしさを表現。「起・動」は、コロナ禍にめげず活発な行動を心掛け、さまざまなアクションを起こし、チャレンジ精神を持ちながら活動してほしいとの思いを込めたと説明した。

　その上で、コロナ禍でも常に前を向き行動する気持ち、何よりも「楽しむ」ということを忘れずにＹＥＧ活動を再起動させようと呼び掛けた。

　総会後には懇親会もあり、中島会長は「今年度こそは、会員同士が研さんと交流、交流から生まれるビジネス創出も考えながら活動する。来年度の４０周年に向け、しっかりとタッグを組み、仲間を増やしながら進めていきたい」と抱負を述べた。