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県西臼杵支庁長らに「エクセレント」

本紙掲載日:2022-01-27
2面
県西臼杵支庁の岩切支庁長(左から2人目)に「たまたまエクセレント」を手渡す高千穂地区果樹振興会きんかん部会の工藤部会長(同3人目)

高千穂地区果樹振興会

 高千穂地区果樹振興会きんかん部会(工藤慎一郎部会長)は24日、高千穂と日之影の両町長、県西臼杵支庁長、JA高千穂地区組合長を訪ね、販売解禁された県認証ブランドの完熟きんかん「たまたま」を贈り、出来栄えをなどを報告した。

 西臼杵郡内では、両町合わせて22戸が3・9ヘクタールで栽培。県産のうち、直径28ミリ以上で糖度16度以上のものを「たまたま」、直径32ミリ以上で糖度18度以上のものが「たまたまエクセレント」として販売している。

 このうち、高千穂町の県西臼杵支庁には工藤部会長、佐藤浩副部会長らが訪問。たまたまエクセレント1キロを受け取った岩切支庁長は「農業は西臼杵の中心産業。きんかん栽培が続いていくよう支援したい。一生懸命PRしたい」と感謝した。

 工藤部会長(44)=高千穂町岩戸=によると、郡内で栽培されるきんかんは、寒暖差により色付きが良いのが特徴。今年はサイズは小ぶりだが、数量は例年並みで着色よく、糖度も高いという。

 今年は例年より1カ月ほど収穫が早く、今月下旬からピークに入り、3月上旬ごろまで収穫が行われる予定。JA高千穂地区は郡内で合計79トンの出荷を見込んでいるという。

 工藤部会長は「きんかんも色の良いものができている。ぜひ、ご賞味を」と話していた。

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