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外国人材の受け入れ・共生へ

本紙掲載日:2022-01-20
8面
県外国人材受入れ・共生連絡協議会の会合

県と市町村が情報共有

 県外国人材受入れ・共生連絡協議会(会長・丸山裕太郎県商工観光労働部次長)がこのほど、宮崎市の県企業局県電ホールで開かれた。県や市町村の関係部署の担当者らが出席。外国人材の適切かつ円滑な受け入れと、共生に向けた施策を連携して推進するため、各種事業や取り組みなどの情報を共有した。

 はじめに県の担当者が、本県の外国人労働者の状況について、出入国在留管理庁の在留外国人統計(2020年12月末現在)によると県内の在留外国人数は7736人で、在留資格別では技能実習が3666人で全体の47%を占めていることなどを報告した。

 続いて、日向市と川南町が取り組み事例について発表。日向市の担当者は、年々増加する在住外国人の支援策の充実に向け、在住外国人や雇用企業の担当者を対象に実施したアンケート結果を報告。「総括していく中で、来年度以降の取り組みにつなげたい」と述べた。

 終わりに、昨年10月に設立された県ベトナム人協会のホアン・ティ・ジャン理事長が、設立までの活動や現在の取り組みなどを説明。市町村に対し、地域情報(交流会、祭りなど)や避難場所リストの共有、ベトナム人を雇用している企業・職場名など情報提供などについて協力を求めた。

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