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故本田誠人さんへ愛を込めて

本紙掲載日:2021-12-28
7面

ペテカンの仲間ら延岡でライブ「クリスマスにおこんばんわ!」

 劇団ペテカンの四條久美子さんと主宰の濱田龍司さん、シンガー・ソングライター井上侑さんのユニット「OKONBANWA(おこんばんわ)!」によるライブ「クリスマスにおこんばんわ!」が26日、延岡市船倉町のアニバーサリーであり、3人を含めたエンターテイナーたちが、歌やコントなどで約40人の観客を魅了した。

 ペテカンは、今年1月30日、47歳の誕生日に天国へと旅立った同市出身の俳優・脚本家の本田誠人(まこと)さんと濱田さんらが立ち上げた劇団。おこんばんわ!は静岡FMで月曜日のラジオを担当しており、この日は番組内のコーナーに出演する濱田さん、四條さん以外の劇団員も出演した。

 ライブは、おこんばんわ!の3人の歌で開演。その後、団員が結婚披露宴やラジオ番組など、さまざまな設定のユーモアに富んだコントを次々に熱演し、観客を笑わせた。

 スペシャルゲストには、おこんばんわ!のラジオに出演する本田さんの妻、泉さんと息子、娘の3人が登場。今年のクリスマスなどについて、家族ならではの息ぴったりのトークを繰り広げ、会場を和ませた。

 泉さんが代表を務めるユニット「あんてな」所属のダンスボーカルユニット「スリーアローズ」も新曲を披露。劇団員による誠人さん脚本のラジオドラマ「わかんないことだらけ」の朗読も行われた。

 NHK「みんなのうた」や味の素のCMなどに曲を書き下ろしている井上さんは、透き通るような歌声でオリジナルの3曲を届けた。「延岡は食べ物が本当においしい。3日で3キロくらい太った」と、照れながら来延後のエピソードも語った。

 大詰めには、おこんばんわ!の3人が再登場。コロナ禍や誠人さんの死を受け、家族や仲間、生きていることに感謝のメッセージを乗せた「2020」など3曲を、表情豊かに心を込めて歌った。フィナーレは、誠人さんが旅立ってから最初のペテカン公演で使われ、「前向きに頑張っていこう」という思いが込められた濱田さん作詞、井上さん作曲の歌を、出演者全員で熱唱。観客も一緒に曲の振りを座ったまま踊り、ライブは一体感に包まれて閉幕した。

 観客は充実したエンターテインメントを堪能し、閉幕すると大きな拍手を送った。同市桜小路の小林弘子さん(62)は「誠人さんへの愛が伝わった。亡くなって残念な気持ちを、幸せな気持ちにさせてくれた。来て良かった」と満足そうに話した。

 出演者は全員、PCR検査で陰性が確認されてから来延。観客はマスクを着用して鑑賞するなど、ライブは新型コロナウイルス感染症対策を講じながら行われた。


◆保育園のクリスマス会にも出演

 ペテカンの団員3人と井上さんは24日、延岡市中島町にあるなかしま保育園(牧野多津子園長)のクリスマス会でも歌などを披露し、園や併設する児童館に通う子どもとその保護者を楽しませた。

 園は4年前から、クリスマス会のサンタクロース役を本田さんの父・汎宣(ひろのぶ)さんに頼んでいる。その縁やペテカンがライブイベントで来延していたこともあり、出演を依頼したところ快諾してくれたという。

 会では、汎宣さんと濱田さんが扮(ふん)する2人のサンタクロースが登場。どちらが本物か調べるための質問をユーモアたっぷりの答えで返し、子どもたちを笑わせた。

 トナカイ役の団員、帯金ゆかりさんはコミカルな動きで、四條さんは軽快なトークで盛り上げた。井上さんの演奏で歌も披露し、「サンタが街にやって来る」を参加者全員で歌って締めくくった。

 年長児の河原未来ちゃん(6)は「サンタクロースが2人いてびっくりしたけど、1人はひげが生えてたからそっちが本物って分かった。お菓子好きだからプレゼントうれしかった。楽しかった」と満足そうだった。

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