延岡駅前再開発ビルに来年移転

エッジコネクション・大村社長は延岡市出身

◆地元採用に積極的

　営業マーケティング総合サポート事業を展開する「エッジコネクション」（本社・東京、大村康雄社長）は来年２月、延岡市栄町の宮崎オフィスを幸町の延岡駅前再開発ビルに移転する。毎月３人の内定を目標に掲げるなど地元採用を積極的に進めており、移転後には２３人（１１月現在）の同オフィス社員数を最大５０人に増やす予定という。

　大村社長（３９）は延岡市大貫町出身。延岡高校から慶応義塾大学経済学部経済学科に進学し、卒業後は外資系金融機関へ。その後２００７年にエッジコネクションを創業。１４年に社長に就任すると、１５年には地元貢献のため延岡に宮崎オフィスを開設した。

　累計取引実績は１２００社以上。マーケティングや営業のコンサルティング、人材派遣・紹介などの営業マーケティングと、ＩＰＯ（新規公開株）計画や資本政策の立案支援、事業承継支援などのファイナンシャルの分野を軸に、上場企業から中小ベンチャー企業まで、多種多様な業種へのサポートを展開している。

　コールセンター業務を担う宮崎オフィスは、テレフォンアポインター代行や営業コンサルティングを行うほか、企業誘致を図る「立地促進コーディネーター」を延岡市から委託されており、同社は「延岡で積極的に雇用を生み出し、仕事とプライベートの両立を最大限充実させられる人を増やすことで、豊かな社会づくりに貢献したい」としている。

　問い合わせは同社宮崎オフィス（電話延岡２９・２１９６）。