電飾と花が彩る商店街−サンロード栄町

　延岡市のサンロード栄町商店街で３日から、イルミネーションの点灯が始まった。株式会社まちづくり延岡（黒木清代表）が取り組む街並み景観整備事業の一環。近年、同町を含む駅まちエリアの人口が増加していることなどを受け、さらなる地域活性化を図るべく２年前から行っている。

　イルミネーションは、同商店街にあるココレッタ延岡前−今山八幡宮東参道入り口前で見ることができる。街灯や電線に沿った装飾に加え、約４メートルのモミの木を使ったクリスマスツリーもあり、計１０００個以上の電球が放つシャンパンゴールドの優しい光が行き交う人を楽しませる。

　９日には、同市山下町にある山下保育所（木本宗雄所長、約１１０人）の年長児２０人が、同ロードで植栽を実施。色とりどりのシクラメンや白妙菊、デージーなど約１００鉢を沿道の花壇に手植えし、商店街へ彩りを添えた。

　笹野乃々ちゃん（６）は「すごいなと思いながら見てほしい」。高久晃士郎ちゃん（５）は「きれいだなと思ってほしい」と笑顔。同社の内田憲児事業推進課長は「すてきなイルミネーションと花がたくさん飾られています。明るい気持ちになれるのでぜひお越しください」と呼び掛けていた。

　イルミネーションの点灯は来年１月３１日まで。時間は午後５〜１１時。期間中はクリスマスマーケット（１９日）やフォトコンテスト（１月１０日まで）も実施する。問い合わせは同市国際交流推進室（電話延岡２２・７００６）まで。


【フォトコンテスト】
今月から来年１月１０日までに、サンロード栄町のイルミネーション、またはクリスマスマーケット当日の様子を撮影した写真が対象。
応募方法は、同推進室の公式インスタグラムページ（＠ｎｏｂｅｏｋａ＿ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）をフォロー。「＃ｎｏｂｅｏｋａｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ」と「＃延岡ドイツクリスマス」を付けて投稿する。アカウントが非公開の場合は対象外となる。１人３作品まで。３作品以上の場合は最初の３枚のみ受け付ける。入賞者には商品券や賞品を贈る。