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戦争の記憶「若い人たちに」

本紙掲載日:2021-12-09
8面
富島中学校正門で福田さんの話を聞く参加者(11月28日)

日向市身近に残る戦跡を巡る


 戦争と平和について考える「第22回戦跡めぐり」が11月28日、日向市内であり、市民ら約20人が参加、同市財光寺の掩体壕(えんたいごう)跡の記念碑、霧島神社、協和病院内の神風特別攻撃隊出撃之地碑など7カ所を巡った。主催は日向・平和のための戦争展実行委員会。

 この日は、同委員会の福田鉄文さん(83)=同市迎洋園=が案内。このうち、同市日知屋の富島中学校正門では、同所に富高海軍航空基地の本部や兵舎があったとし、「富島中の赤れんがの正門は、航空基地の正門がそのまま残っている」と説明した。

 また、同市平岩出身で当時、富高駅(現日向市駅)の駅員だった故児玉武夫さんから語り継いだ話として、「門を入った正面の建物の右手に会計課があった」「基地宛ての貨物を積んだままの貨車を駅に止めておくと、夜になって基地の幹部が積荷をひそかに持ち出しに来た」と伝えた。

 参加者は、福田さんの話を真剣な表情で聞きながら、戦跡にまじまじと見入り、先人たちに思いをはせた。

 福田さんによると、同実行委員会は、日向・平和のための戦争展のために市民らから寄贈されたものなど、戦時中の品々200点以上を保有している。しかし、保管場所がなく、「日向でどのような戦争があったのか。記憶が薄れつつある中で、いかに平和が大切かを考え、若い人たちに受け継ぐことが大事。市民の皆さんにも考え、ご協力いただけたら」と話していた。

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