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患者の思いかなえたい−

本紙掲載日:2021-12-06
3面
シンポジウムなどで意見を交わした医療機関と訪問看護ステーションの人材交流研修(エンシティホテル延岡)

医療機関と訪問看護が研修−緊密連携を考える

◆高まる在宅ニーズ

 医療機関と訪問看護ステーションの人材交流研修がこのほど、延岡市紺屋町のエンシティホテル延岡であり、県北から関係者約40人が出席して意見を交わした。主催は県看護協会。

 在宅医療を受ける患者の思いをかなえるため、関係者がそれぞれの役割確認と地域連携の強化を目的に開催。在宅医療を支援する医師と実際往診している医師が講演し、訪問看護ステーションを含む関係者同士がシンポジウムで意見交換した。

 このうち、延岡共立病院(延岡市山月町)理事長の赤須郁太郎医師は病院看護師、医師、医事課、ソーシャルワーカーから上がった訪問看護ステーションに対する率直な意見を報告。「患者の経過に影響のない報告などはあまり歓迎されていないようだ」と伝えた。

 一方で、病院のスケジュールや仕事を察して動いてくれたり、親身になって改善を試みている施設には感謝の言葉も聞かれたと説明。今回、異なる立場が意見を述べ合う機会を設けてもらったことに感謝し、「施設間の相互理解が進み、患者さまにとって最も過ごしやすい環境をつくれるよう努めていくべきと思う」と呼び掛けた。

 大貫診療所(同市大貫町)院長の榎本雄介医師は、この日が休日診療の当番だったためオンラインで参加。国内では少子高齢化に伴い老衰で亡くなる人が増え続け、自宅に加えて、特に施設在宅での〃看取り(みとり)〃はさらに多くなっていくと語った。

 今後については、亡くなるまでの数日だけでも対応してほしいという「看取りの救急」の需要が高まるとの見通しを説明。患者や家族の望みをかなえるために、土日の対応など普段から関係機関が緊密に連携するよう訴えた。

 それを踏まえ、在宅医療を担う側に対しては「患者(の容体・症状)が少しでも悪くなったら病院(任せ)というのは許されない」、病院側にも「県外の家族だから面会は無理などという対応は信じられない」と、寄り添う姿勢を強く求めた。

 シンポジウムは3人の医師と介護支援専門員、アロマセラピスト、福祉用具専門相談員が「病院から在宅へとつなぎ看取りまでできた成功事例を通して考える」をテーマに意見交換。在宅療養を希望した末期がんの高齢女性が亡くなるまでの、互いの対応と連携を振り返った。

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