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虐待にどう対応、ネット時代の教育

本紙掲載日:2021-12-03
3面

道徳を育む自然体験やボランティア−家庭や地域での普及に期待

◆延岡市メディア安全指導員川畑さんが講話

 延岡市青少年指導員と市青少年健全育成連絡協議会役員との合同研修会がこのほど、同市本小路の市社会教育センターであった。市内各PTA役員らを含む約70人が出席し、元中学校校長で市メディア安全指導員の川畑俊一さんから、虐待対応やネット時代における教育などについて話を聞いた。

 川畑さんは最初に、子どもから内緒にするよう頼まれたり自作自演だと思われても、虐待された可能性がある場合は、学校関係者でなくても児童相談所に通告する義務があると念押しした。

 虐待で死亡する児童は年間50人程度で0歳児が最も多く、加害者の大半が実母だと説明。要因には育児不安や生活ストレスなどだけでなく、地域社会からの孤立といった環境・社会的要因も大きいとして、知人や近所の理解・協力や子どもと子育ての見守り、温かい声掛けを求めた。

 ネット時代の教育については、情報や技術が日進月歩で子どもの趣味趣向も多様化しているため、「大人はついていけず有効な対策は示せない」との前提でアドバイス。一般的に指導されているネット教育などはほとんどの子どもが理解しているという〃9割の法則〃を挙げ、残る1割の言動が問題だと指摘した。

 そうした子どもたちについては、▽感情のコントロールができない▽道徳性が身に付いていない▽善悪の判断ができない―などの課題点を指摘。年齢が進むほど改善が困難になるとして、幼いうちから我慢する力や、生活習慣などのしつけ、思いやりを身に付ける教育に力を入れる大切さを訴えた。

 これらを育むには、自然体験やボランティア、創作など活動が有効だが、ほとんどの学校がさまざまな制約で実施に踏み切れない状況にあるとして、家庭や地域に普及させていくよう期待。参加者は親しみ深い川畑さんのユーモアな話しぶりに、笑顔を浮かべつつ、熱心に耳を傾けていた。

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