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巨典の−−故郷は遠きにありて思うもの(6)

本紙掲載日:2021-11-29
8面

延岡のことは忘れたことはない

◆古里がつくってくれた健康に感謝
歯科医の激戦区福岡市で開業−延岡東高出身・丸目さん

 日焼けした肌にスタイリッシュな雰囲気。仕事着でなければ、誰もが彼を歯医者さんとは思わないでしょう。福岡市の歯科医師丸目剛さん(43)です。

 延岡東高校時代はサッカーに打ち込み、やがて父親と同じ歯科医への道を選び、福岡歯科大学へと進みます。「適度に都会で適度に田舎」の福岡での生活が気に入り、福岡市中央区に「まるめ歯科クリニック」を開業、13年がたちました。

 しかしながら丸目さんは「延岡のことを忘れたことはない」と言います。これまで毎年、盆と正月は必ず帰省していましたし、丸目さんが小学5年生の時から始まった丸目家恒例の夏のキャンプは、北浦・須美江・日向サンパークと県北各地で行われ、30年を超える伝統行事となりました。

 また、歯科医院ホームページの丸目院長の紹介欄には、しっかりと「宮崎県延岡市出身」と書かれており、それを見た延岡出身の患者さんも治療に訪れるそうです。そして、福岡にいながら、県北出身の友人も増え、その数約50人。ふるさととのつながりをとても大切にしています。

 しかし、なぜそんなにふるさとを大切にしているのでしょうか?

 丸目さんはこう話します。「歯科医師にとって最も必要なことは、技術はもちろんですが、コミュニケーション能力なんです。特に患者さんとのコミュニケーションの大切さは言うまでもありません。そのコミュニケーションの基礎を、75歳で現役歯科医師の父と、母、2人の姉、そして、ふるさとがつくってくれたんです」と。

 福岡市は歯科医の激戦区でもあります。休日でも新しい技術を習得するなど生き残りのための勉強は欠かせず、多忙かつ気の抜けない日々を送っています。

 そんな中、大切な健康面においても、ふるさとが後押しをしてくれたそうです。「サッカー部の練習の後に祝子川に飛び込んだり、野山を駆け回って泥だらけになったりして遊んだことが、今の自分の健康な体をつくってくれたと思っています」

 そして大好きなサッカーは、今も続けています。さらに歯科医師の仲間たちとの野球、ゴルフと余暇においても多忙かつ充実した日々を送っているようです。

 ふるさとの皆さんへのメッセージを聞くと、「宮崎は肉も魚も野菜もおいしいものばかりです。それらをしっかりかんで、健康な身体をつくってください。何でもおいしい宮崎だからこその健康法です」と、実に歯科医師らしいアドバイスを送ってくれました。

 最後に、たった一つだけ後悔していることがあるとも打ち明けてくれました。

 それは、高校時代に通った船倉町の辛麺屋桝元で「スーパー激辛ラーメン」を完食できなかったこと。これが、彼の人生唯一の挫折なのだとか。しかし、丸目さんはまだ43歳。今度、帰郷の際にしっかりとリベンジを果たしてほしいものです。ふるさとの夕刊デイリー読者の皆さんもきっと応援してくれると思います

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