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市制施行70周年で記念イベント

本紙掲載日:2021-11-29
2面

サーフタウンを推進−家族連れ、木製ベンチ製作

 日向市倫理法人会(石田匡明会長)は21日、市制施行70周年記念イベント「サーフタウン日向のリラックスベンチをみんなでつくろう」を開き、市内外から家族連れなど約30人が参加、木製ベンチを組み立てた。完成したベンチは、サーフタウン日向の推進に協力しようと、同市幸脇の金ケ浜タブ峠の花畑などに設置した。

 イベントは、市の元気で活力あるまちづくりの推進を目的とする「市民まちづくり支援事業」の一環。材料には地元産の杉材を使用し、参加者は会員が加工した木材を組み立てた。

 開会式で、石田会長は「けがのないように楽しんで作ってほしい。良い思い出にして」とあいさつ。参加者は会員から組み立てる順番や木材の表裏、ねじで留めるポイントなどアドバイスを受けながら作業。最後に、「日向市市制施行70周年」「日向市倫理法人会寄贈」と刻まれた木製プレートを取り付けて完成させた。

 ベンチの長さは約180センチ、幅45センチ、高さは40センチ。延べ8脚を製作し、会員が金ケ浜タブ峠などに運搬、設置した。

 母親と姉妹3人で参加した門川町宮ケ原の松岡向日葵さん(11)は「電動ドライバーでねじを打ち込むのが楽しかった。多くの人が日向市に来て使ってほしい」と話した。

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