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賞の人(3)−藤中朱乃さん(39)日向市財光寺

本紙掲載日:2021-10-20
2面

2021年度・第48回夕刊デイリー明るい社会賞

◆母親として願う子どもの安全

 「おはよう」と声を掛ける余裕もない、それほどのめまぐるしさだ――。通勤時間帯の午前7時すぎ。4車線化された国道10号の木原交差点には、引っ切りなしに乗用車や大型トラックがびゅんびゅんと行き交う。そんな中、前方の右折車、後方の左折車にも注意しながら子どもたちを誘導し、倍に距離を延ばした横断歩道を、青信号のうちに渡り切らせなければならない。

 宮崎市出身。夫の転勤で4年前に日向市へ。通学路の安全性に不安を感じ、長男が小学校に入学した2年前からほぼ毎日、この交差点に立ち、小中学生約40人の登下校を見守る。と言っても、視線は子どもたちではなく、運転者へと向けられる。子どもたちの存在に気付いてくれているのか、確認するためだ。

 また、一緒に見守り活動を続ける推薦者の一人、日高哲也さん(70)らと、歩道橋の設置を求める陳情書を国に提出するなど積極的に声を上げる。しかし、抜本的な対応策はいまだ示されないままという。

 「子どもに優しい道路は、高齢者や障害者にも優しい道路のはずです。いつになったら、この見守り活動をやめられるのか。安全が見えません」。一人の母親として願いは切実だ。

(推薦者=日高哲也・日向市民生委員児童委員、那須久司・切島山2区区長、白地浩・財光寺南小学校校長)

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