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感動の「第九」演奏会

本紙掲載日:2021-10-18
7面

同じ舞台に立てた喜びかみしめ

 マスク越しながら力強く「歓喜の歌」を響かせた合唱団、短期間で難曲に挑んだオーケストラ、自身初となる「第九」の指揮を爽やかに故郷で披露した若き指揮者。コロナ禍の〃苦難〃の中、共に同じ舞台に立てた喜びをかみしめた第35回のべおか「第九」演奏会だった。

 のべおか「第九」を歌う会の指導者の一人、柳田啓志さんは「ぐっと込み上げてくるものがある。言葉にならない、素晴らしい演奏会だった。延岡はやっぱりすごい。感動した」と涙。

 延岡フィルハーモニー管弦楽団の事務局長、西山いずみさんは「コロナ禍で予定されていた他の演奏会が中止になったり、練習できなかったりした時期もあり、何度も心が折れそうになった。私たちアマチュアオーケストラにとって、きょう『第九』を演奏できたことは奇跡に近い。団員もよく頑張ってくれた」。

 指揮者の山脇幸人さんは「この『第九』演奏会を初めて見たのは小学生の頃。まさか、その演奏会を自分が振る日が来るなんて。夢を与えてもらう側から与える側になった。僕にとって一つの大きな区切りになった。僕は延岡が好きです。宮崎が好きです。それが少しでも伝えられたら。その思いが、ベートーベン先生が『第九』に込めた『人類皆兄弟』なのではないか、そう思って振らせてもらった」。

 延岡市出身のソリスト、今村雅彦さん(バリトン)は「山脇さんの姿に重ね、第1回の演奏会にソリストとして出演させてもらった20代の時のことを思い出した。延岡の温かい息吹を感じながら、私の音楽人生はそこから進んでいった。この演奏会を続かせるには力がいるが、続けてきたことで付いた力もある。何と音楽的に深く歌われるようになったことか、35回の積み重ねを感じた」とたたえた。

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