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暴力行為、不登校増加−県教委まとめ2020年度

本紙掲載日:2021-10-14
1面

いじめ1万741件昨年より−4313減

◆千人当たりは全国2位−深刻化防止で積極的認知

 県教育委員会は昨年度の県内いじめ認知件数などを公表した。公立学校で認知した件数は1万741件で、作年度から4313件減少した。中には体調不良で欠席した児童生徒が、登校後に「コロナだった?」などと声を掛けられ、いじめと認知した事例も複数あったと公表した。一方で、実際に感染した児童生徒へのいじめなどは報告されていないという。(2面に関連記事)

 調査対象は県内の公立236小学校、128中学校、43高校、13特別支援学校の計420校。2020年4月から今年3月に調査、文部科学省の公表に合わせて発表した。

 県教委によると、私立・国立学校を含めたいじめの認知件数は1万820件。千人当たり88・3件で全国平均(39・7件)を大きく上回り、全国2番目だった。

 全国平均に比べて高い割合になったことについて、県教委は独自に「いじめの認知から解消までのガイドライン」を策定し、各学校で、深刻化を防ぐ目的で積極的に認知することを推奨したためとしている。

 いじめの認知件数は作年度より減少しており、小学校が9299件、中学校1226件、高校175件、特別支援学校41件。全体では4313件の減、特に小学校で4055件減少した。

 いじめの態様は「冷やかしやからかい、悪口や脅し文句、嫌なことを言われる」がほとんどの年代で7割以上という。

 今年3月末時点では74・7%が解消されており、今年8月末時点では97・6%が解消されたとしている。

 昨年度公立学校に通い自殺した児童生徒は3人。過去10年で、最も多かった16年度(5人)に次ぐ多さだった。「いじめや学校生活に起因する事案はない」と説明した。

 暴力行為は小学校が昨年度より53件増の149件。小中高校の全体では20件増の244件だった。千人当たりの発生件数は2・2件で全国平均(5・1件)を下回る。

 不登校児童・生徒数は、小学校が昨年度より120人増の457人。中学校が12人増の1079人。高校が6人増の249人。千人当たりは小学校(7・7人=全国10人)を含め、全年代で全国平均よりも割合は低かった。

 高校の中途退学者数は1人増の204人。千人当たりは9・4人で全国平均(10・6人)を下回った。

 県人権同和教育課の島嵜善真理課長は「各学校でいじめの初期段階から積極的に認知し、深刻化することを未然に防げていると考えている」と説明した。

また、各項目で新型コロナの直接的な影響は不明とし、「多くの項目で例年と同様の傾向。コロナの影響は改めて精査、検証し、今後の指導に生かしていきたい」と語った。



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