日向市をこんなまちにしたい

景観絵画コンクール

◆小中学生の作品展市役所で開催中

　日向市は、市役所１階市民ホールで市制施行７０周年記念・第１０回日向市景観賞「景観絵画コンクール」の作品展を開催している。市役所は１４日まで（土、日曜除く）。１６〜３１日は同市日知屋のイオン日向店２階のゆうゆう広場で開く。

　市景観賞は、市内の美しい自然や地域の歴史・文化などの特色を生かし、市の魅力向上に貢献している「もの」や「取り組み」などを表彰する制度。絵画コンクールは、市内の小中学生が対象。作品のテーマは「わたしは日向を、こんなまちにしたい」。将来を担う子どもたちに、未来のまちづくりに興味を持ってもらおうと夏休み期間に作品を募ったところ、２２５点の応募があった。

　会場には、日向の自然を未来に残したいと訴える作品、笑顔があふれ市民が助け合うまち、コロナがなくなった日向市、外国人が参加する国際色豊かな日向ひょっとこ祭りなど、将来の日向市を思い思いの感性で表現した力作が並ぶ。

◆投票を３１日まで実施

　投票は、多くの市民に児童、生徒の好奇心と感性で描かれた「未来の日向」の作品に触れてもらい、日向の景観に関心を持ってもらおうと実施する。期間は、１４日までは市役所、１６〜３１日はイオン日向店で受け付ける。

　投票方法は、展示された応募作品の中から「あなたの好きな物」１作品を選び、投票用紙に作品番号を記入し、備え付けの投票箱に入れる。投票は期間中、１人１回限り。市民投票の結果、最多得票の作品は「市民賞」として表彰する。市民賞のほか、審査委員会で選ばれた入賞作品は来年１月の入賞作品展で展示。表彰式は２月に開催する市景観講演会の席上で行う予定。