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「体づくりには、トレーニングより食事」

本紙掲載日:2021-09-24
6面

松田丈志さん(延岡市出身)食文化シンポで語る

 国文祭・芸文祭みやざき2020の「スポーツランドみやざき食文化シンポジウム」は23日、宮崎市のメディキット県民文化センターであった。競泳で4大会連続五輪出場、四つのメダルを獲得した延岡市出身の松田丈志さんが基調講演。県内の食や医療のプロと共にパネルディスカッションを行い、新しい宮崎の食文化について考えた。

 国文祭・芸文祭のフォーカスプログラム。感染防止のため入場制限した会場に162人が訪れ、動画配信サイトで生中継された。

 松田さんは「競技人生を支えた『宮崎の食』について」のテーマで講演。4歳から32歳までの競技生活を振り返りながら、それを支えた食事を語った。

 外で遊ぶのが大好きで、同じくらい食べることも大好きだったという幼少期。親戚のおじさんたちからは、生まれ育った延岡市二ツ島町にちなみ、「しこ名は『二ツ島』で関取になれ」と、大食いっぷりを褒められていた。ちなみに、1歳になった第2子の長男も毎食、お茶わん2杯分のご飯を食べるという。

 競技生活を共に歩んだコーチの久世由美子さん。礼節や練習への厳しさで知られるが、一方で、「練習と同じくらい食を大事にして、成長を支えてくれた」。小学生時代の遠征時は焼き肉をたくさん食べさせてくれたり、高校卒業後の海外遠征、合宿でも腕を振るって「厳しい練習の後も、明るい雰囲気の食事でフォローしてくれた」と感謝した。

 日常生活で支えてくれたのは母。中学生時代は昼食とは別に、夕方の練習前に食べる小さな弁当を毎日持たせてくれた。後にスポーツと栄養について学んだ時に知ったアスリートに欠かせない「補食」(エネルギー補給)が、自然とできていたという。

 また、激しい練習の後はおいしく夕食を食べ、お菓子などに手が伸びなかったことが心身の成長を妨げなかったとも振り返った。

 最後の出場となったリオ五輪の時には、衰えが見えてきた体を栄養面で支え、パフォーマンスを維持したという松田さん。「人間の体は日々、食べたものでできている。体をつくるには、トレーニングを頑張るよりも食事を変えた方が圧倒的に変えられる」と実感を込め、「世界各国に行ったが、宮崎の食、素材は素晴らしい。皆さんと一丸となって盛り上げていければ」と語った。

 パネルディスカッションでは松田さん、美郷町の「岡田商店」の岡田光さんや医師、栄養士、調理師らが「スポーツ×食×ヘルスケア」のテーマで討論。アスリートにとって必要な食や栄養について、それぞれが専門分野を生かすつながりが重要などの意見が出た。

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