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長雨続きで野菜高騰

本紙掲載日:2021-08-28
2面
高値に振れているキュウリとナス(延岡市出北のさとう青果)

今後もじわじわと値上がりか

 今月9日に九州を通過した台風9号を振り出しに、約2週間にわたって日本列島を襲った長雨が野菜市場を直撃している。ナスやキュウリといった果菜類を中心に値段が高騰しているほか、ホウレンソウ、小松菜などの葉物も品薄に。菌タケ類、根菜類、葉茎菜類も高値品目に引っ張られる形で相場は強気配が続いている。

 延岡綜合地方卸売市場の野菜相場は、今月上旬まで安値安定で推移していたが、お盆を境に反転、一気に品薄高となった。主な品目をみると、盆前9日の相場は、ネギ(1束)108円、ホウレンソウ(同)194円、トマト(1キロ)216円、キュウリ(同)324円、ナス(同)400円。

 一方で23日の相場はネギ(1束)302円、ホウレンソウ(同)270円、トマト(1キロ)594円、キュウリ(同)1296円、ナス(同)1620円と軒並み高値に振れている。盆明けにはキュウリ(同)1万円、ナス(同)4〜5000円の超高値が付いた日もあった。

 「大雨で福岡方面の葉物が壊滅的な打撃を受けた。キュウリやナスの高騰は落ち着いたものの、今後もじわじわと値上がりが予想される」と同市場野菜部リーダーの西村芳紀さん(50)。

 小売店の店頭からも品物が減り、価格に反映され始めた。延岡市出北「さとう青果」の佐藤英之代表(50)は、「お盆前ぐらいから値動きが不安定になり、盆が明けて一気に高騰した」という。

 キュウリやナスは2〜3本で100円ほどが消費者に受け入れられる〃値ごろ〃な価格帯。だが、今はキュウリ1本100〜200円、ナスも3本で300円前後といった売り方をせざるを得ず、利益が出ない物や赤字の物もある。「損をしても今は頑張るしかない。なるべく品ぞろえを切らさないようにして、お客さまの期待に応えたい」と佐藤代表。それでも、今後のめどが立たない不安は常にある。

 野地町のスーパー「愛マート」の峯田英俊代表(54)も「品物があれば、高くても仕入れて店頭に並べる。しかし、ないものは仕方がない。お客さまには申し訳ない思いです」と話す。

 9月は学校給食の再開に運動会と、需要が増える時期でもあり、品薄がさらに追い打ちを掛ける可能性もある。西村さんは「果菜類の高値に加えて、葉物では長野産のキャベツ、レタスにも品薄と品質の劣化が出てきている。果菜は最低でも今後2週間は高値が見込まれ、葉物は長野や群馬の天候次第。全般的に高値で推移する可能性が高い」と厳しい見方を示した。

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