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ワクチン、若い世代も接種を−副反応はまれ

本紙掲載日:2021-08-28
1面
ワクチン接種と外出自粛を呼び掛け峰松医師

ウイルス学専門・峰松俊夫医師

◆遺伝子変異も起こらない

 県医師会(河野雅行会長)の会見で、ウイルス学が専門の峰松俊夫理事(愛泉会日南病院医師)が、専門的な見地からデルタ株の脅威と、ワクチンの有効性を語った。「コロナ後遺症」の恐ろしさも語り、「副反応が心配」などと接種を敬遠する人に対し、ワクチンの効果を強調。「『自分の感染、重症化、後遺症を防ぐ』『周りに広げない』という打つ理由は、打たない理由を上回る」と若い世代にも早期接種を呼び掛けた。

 峰松さんによると、新型コロナのウイルスは、およそ2週間に1回の程度で変異を繰り返している。現在、猛威を振るうデルタ株は、ウイルスの排出量が多くなる変異で、何も対策しなければ1人の感染者から5〜9人に感染が広がる。また、排出量が多いため、多量に浴びて感染して、重症化しやすいという特徴もある。

 現在、国内で接種が進むmRNAワクチンは、細胞に感染させない効果を持つ中和抗体と、感染後に新たなウイルスができにくくなる細胞性免疫という二つの効果がある。

 ワクチンにはさまざまなデマがつきまとう。県内でも延岡市などで、「遺伝子の変異」や「不妊症になる」と指摘する怪文書が見つかった。

 これについて、峰松さんは「RNAは遺伝子の成分ではなく、タンパクに翻訳後、すみやかに分解されるため、細胞内にとどまることはない。RNAを挿入しても遺伝子変異は起こらない」。

 「新型コロナのスパイクタンパクに対する抗体ができると、着床に重要なタンパクに反応し、着床不全、流産になるとされた。だが、二つのタンパクの類似性は低く、安全に妊娠できる。実際にワクチンを打った人の方が、コロナに感染した人より妊娠を継続できているというデータがある」と科学的に完全否定した。

 また、新型コロナは回復後も16歳から30歳の52%に後遺症があったというデータも紹介。「副反応はおおむね、まれと判断でき、デルタ株の場合は2割ほどの感染を防げないが、重症阻止、後遺症の抑制効果がある」と語った。

 今後も、コロナウイルスはさらに感染が広がりやすい変異株が発生する可能性はあるが、それに応じたワクチン開発は容易という。一方で、ワクチンを接種できない12歳以下へ対する感染対策継続が重要とした。

 県独自の緊急事態宣言下で、感染拡大が続く県内については26日時点で、1人の感染者から何人に感染が広がるかを示す「実行再生産数」を1・37人と算出。感染を収束させるには、人と人との接触を27%以上削減する必要があると説明。「原則、外出自粛」「外出機会の半減」を呼び掛ける県の行動要請への協力を訴えた。

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