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私の一冊(5)キヨモトテックイチ社長・清本康夫さん

本紙掲載日:2021-08-12
7面

「ビジネスモデル・ジェネレーション」(イヴ・ピニョール、アレックス・オスターワルダー著、翔泳社刊)

◆使うことで理解が深まるハウツー本

−−この本との出会いを教えてください。

新規事業や自社の事業について詳しく考えたい時に本を読みます。この本は、ビジネスモデルという言葉は知っていましたが、「実際のところ本質は何なのか?」という思いがあり、きっちり勉強するため手にしました。発刊は2012年。翌年に購入しました。

−−どのような内容ですか。

ビジネスモデルのフレームワークを説明した本です。ビジネスモデルキャンバス(BMC)といって、価値提案や顧客セグメント、収益の流れなど九つの要素から構成された1枚のシートがあり、それに当てはめながら考えます。
ワークショップやコンサルタントにも使えます。例えば、「独立するらしいですね。何をするんですか?」「お客さんはどういう人たちを考えています?」「ではお金はどうしますか」などと質問し、答えてもらう形で進めます。
1人で読んでもいいですが、実際に誰かと実践しながら(アウトプットしながら)やれば頭に入っていきます。そのためのツールです。

−−例えばどのように活用しましたか。

私は、延岡市と県工業会県北地区部会が主宰する次世代リーダー育成塾「こころざし」の1期生なのですが、この本を読んでいた当時は3期生が活動しており、そのメンバーに「一緒に勉強しないか」と投げ掛けました。うち1人と私の2人で、本を使いながら事業計画を立てました。
そうすると、さらに深く知りたくなり、「BMIA(ビジネスモデルイノベーション協会)」へ勉強しに行きました。そこでいろいろな人とつながって、今でも情報交換などを行っています。当時、法人会青年部日向支部の会長でしたので、講演会や勉強会も開きました。
ハウツー本はいろいろありますが、本を使って、考えるだけではなく、人に伝えるなど活動が広がりましたし、人とのつながりができたきっかけの本です。

−−電子書籍でもこの本を読まれているそうですね。

電子書籍は文字や画像を大きくして見やすくできたり、分からない文言を簡単に調べることもできます。場所を取らないのでどこでも見られるし、誰かに図や写真を説明する時も便利です。
この本以外にも、紙と電子の両方を持っているものがありますが、私は紙の方が集中できるので、集中して読む時は紙が多いです。

−−読書の習慣はいつごろからですか。

小学生の時からSFの本や漫画を読んでました。中学時代には全校図書委員長を務め、図書館に入り浸っていましたし、昔から本は好きでしたね。こころざし塾では、自分の興味が無い本も読んでリポートを提出するという経験をし、新たな刺激がありました。
基本的にはビジネス書ですが、心理学の本や宗教、歴史が好きです。今は「BRAINDRIVEN(ブレインドリブン)」(青砥瑞人著、ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)や「問題解決を高める推論力の技術」(羽田康祐著、フォレスト出版刊)を読んでいます。小説にしても何にしても、本は想像力や知識を広げてくれます。

(日向市亀崎東、54歳)=随時掲載=

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