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生理用品ポーチを手作り

本紙掲載日:2021-08-12
2面
手作りした生理用品ポーチを寄贈したエイチアールシープラスの黒木施設長(左から2人目)ら職員と利用者。左端は田中総合政策部長

エイチアールシープラス−日向市に寄贈

◆窓口で希望者に配布

 日向市上町で就労継続支援A型事業所を運営する一般社団法人エイチアールシープラス(加藤功司理事長)は12日、手作りした生理用品ポーチ30個を市に寄贈した。「生理の貧困」に対する市の取り組みに賛同したもので、生理用品の配布と併せて市役所1階の福祉部窓口で希望者に配布される。

 同法人は、着物のリメーク品の製作販売を通して、障害のある利用者に就労に必要な知識や技術、働く場を提供している。生理用品ポーチは着物のはぎれを活用して製作。縦25センチ、横15センチの巾着タイプで裏返して使えるリバーシブルになっている。

 贈呈式は市役所であり、同事業所の黒木聖子施設長(40)ら4人が訪問。手作りした生理用品ポーチを市総合政策部の田中藤男部長に手渡した。

 黒木施設長は「さまざまな思いを抱えて生理用品を受け取りに来られる方の気持ちが、このポーチを手に取ることで少しでも和めば」と話した。

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