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国文祭−化石教室に小中学生20人

本紙掲載日:2021-08-09
6面
珍しい色の石に驚きながら観察
石の割れ方を実験
特徴を見つけて、アンモナイトを分類

こどもの文化の祭典−延岡

◆石の性質、アンモナイトに興味津々

 「大学教授の化石教室」が7月24日、延岡市本小路の同市立図書館であり、市内から小学5、6年生と中学生20人が参加した。国文祭・芸文祭みやざき2020の分野別フェスティバル「こどもの文化の祭典」の一環。

 講師は、都城市出身で富山大学都市デザイン学部地球システム科学科教授の佐野晋一さん(53)。地質学が専門で、福井県立恐竜博物館の元主任研究員。コロナ禍の前年まで行われていた同博物館への「夏休み子ども体験ツアー」でも講師を務めていた。

 佐野さんは冒頭、化石には石という字が入っていることから「まずは石について調べてみよう」と、持参した黄色や赤、緑色などの石や、磁石がくっつく鉄鉱石、地下40〜50キロから出てくるというひすい、剥がすことができる白雲母などを配布。子どもたちは実際に触ったり、じっくりと観察したりした。

 また、ハライトと呼ばれる半透明の石を壊すと、四角い断面が現れた。佐野さんは「石は変な形をしていても必ず角張って割れる」と説明した。

 硬さ調べでは、くぎで傷を付けたり、石同士をこすり合わせたりして検討し、10種類の石を順番に並べた。なかなか正解が出なかった子どもたちに佐野さんは答えを教えるとともに、硬さの順番は分かっているが、それぞれの硬度は分かっていないことなどを伝えた。

 富山大の2年生が実習に使うという直径2センチほどのアンモナイトの化石も登場。1人20〜30個ずつ配られ、特徴を見つけて分類した。子どもらしい豊かな発想で模様や形、色、大きさなどを見てすらすらと分類し、得意げに報告した。

 この他、偏光板の役割をする「魔法のフィルム」をセロハンテープを重ね合わせて作ったり、顕微鏡やルーペを使って砂粒を観察したり、「なぞの化石」を見たりと、約2時間でさまざまなことに取り組んだ。子どもたちは身を乗り出して観察し、柔軟な発想で口々と感想を述べ合う、にぎやかな時間になった。

 「恐竜が好き」という旭小5年の松井照展さん(10)は、「楽しかった。歯(の化石)を見た時にすごく大きいと思った。こんなにも大きな歯があるとはびっくりした」と話した。

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