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延学、8年ぶり決勝戦

本紙掲載日:2021-07-27
1面
決勝進出を決め喜ぶ延岡学園の選手たち(26日、宮崎市)

第103回全国高校野球選手権宮崎大会

◆準決勝、打ち勝って逆転

 第103回全国高校野球選手権宮崎大会は26日、宮崎市のひなたサンマリンスタジアム宮崎で準決勝2試合があった。延岡学園は日南学園との乱打戦を12―10で制し、8年ぶりの決勝進出を果たした。決勝は28日午前10時から、延岡学園―宮崎商の組み合わせで行われる。

 第3シードで3試合連続の逆転勝ちで勝ち上がった延岡学園。第2シードの日南学園との準決勝は、両校合わせて31安打の打ち合いになった。

 延岡学園は赤木一成選手、村上琢磨選手、甲斐雄大選手が3安打ずつを放つなど計17安打で12点。5投手の継投で、最後は尼嵜莉玖斗選手が好救援し、4試合連続の逆転勝ちを収めた。

 決勝で対戦する宮崎商は第1シード。春の選抜出場校で、延岡学園は昨秋の県予選決勝で敗れている。延岡学園は全国準優勝した95回大会以来、8回目の夏の甲子園出場を目指す。

 森貞治監督は「みんながまとまり、勝つという執念だけ。七回に逆転され、厳しいかと思ったが、打線がよくつないでくれた。次もスタイルは変えず、一枚岩になって戦いたい」と話した。

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