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森山よしあきさん(延岡)が新曲

本紙掲載日:2021-07-26
7面
新曲「かつお一本釣りの唄」を制作した森山よしあきさん

「かつお一本釣りの唄」

◆夢から誕生、漁師の応援歌

 オールディーズバンド「森山バンド」などで音楽活動をしている延岡市別府町の森山よしあきさん(75)がこのほど、新曲「かつお一本釣りの唄」を制作した。難航した曲作りを後押ししたのは、夢の中で歌う自身の姿だったという。

 今年4月、動画サイト上でカツオの一本釣りの様子を目にした森山さんは、船上でさおを振る漁師と宙を舞うカツオの姿に目を奪われた。途端に曲作りの意欲に駆られたものの「釣りの経験に乏しく、歌詞が浮かんでこなかった」と一時保留に。すると6月中旬、突然夢の中に「かつお一本釣りの唄」を熱唱する自分が現れたという。起床後もはっきりと覚えていた歌詞を書き起こし、そのままレコーディングまで一気に進んだ。

 完成したCDには、自身とバンドメンバーである橋口美保子さんそれぞれの歌唱、男性用・女性用カラオケバージョンを収録。カツオの群れを追う海の男たちの力強さを表現した。

 これまでに100曲以上を制作してきた森山さんは「夢をきっかけに完成したのは今回が初めて。不思議な体験だったが、この歌がカツオ一本釣り漁師さんたちの応援歌になればうれしい」と話している。

◇読者プレゼント−10人にCD各1枚

 森山さんは、夕刊デイリーの読者10人に「かつお一本釣りの唄」のCD(非売品)をプレゼントする。希望者は、はがきに住所、氏名、年齢、電話番号を記入して、〒882―8577延岡市大貫町2丁目1302番地、夕刊デイリー新聞社「森山よしあきさんCDプレゼント」係まで。8月9日到着分まで有効。

【かつお一本釣りの唄】
一、男命を釣り糸に賭けて
カツオの群れ追う鳥山めがけて
荒波乗り越え海原突き進む
大漁目指して声高らかに
かつお一本釣り男の生きがいさ

二、大漁旗を掲げるために
苦しさ辛(つら)さも忘れて精を出せ
舵(かじ)を取る手も力がはいり
太陽眩(まぶ)しい黒潮光る
かつお一本釣り男の生きがいさ

三、海の男が酒飲む時はよ
カツオのたたきが酒の肴(さかな)さ
女房の手料理で話も弾む
男同士の心意気
かつお一本釣り男の生きがいさ

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