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旧宮崎農工銀行−1897年設立

本紙掲載日:2021-07-23
3面
宮崎農工銀行設立委員らの写真。前列左から2番目で白いひげを蓄えているのが谷仲氏(谷仲吉さん提供)

当時の委員9人貴重な写真

◆その中に延岡の豪商初代谷仲吉氏

 旧宮崎農工銀行は1897(明治30)年12月の設立。県内の名だたる経済人が設立委員となった。その貴重な写真が延岡市の旧家に残されている。

 「宮崎銀行五十年史」によると、当時の千田貞暁知事は、森尾茂助書記官を委員長とする設立委員9人を選んだ。その1人が旧延岡銀行頭取を務めた延岡の豪商・初代谷仲吉氏(家督相続後「谷仲」に改名)。

 写真は、谷家5代目当主の谷仲吉さん(76)=延岡市北小路、藤仲興産社長=が大切に保存している。

 羽織はかまと洋服。帽子を手にした和洋折衷の姿が時代を感じさせる1枚。谷仲氏は白いひげを蓄えている。「宮崎県観光の父」と呼ばれた岩切章太郎氏の父親で宮崎鉄道社長の与平氏、西臼杵郡の県会議員田崎耕之助氏の姿もある。

 3年後に撮影された「新築記念」の写真も残るが、社屋とみられる建物は木造。今回、国の文化財に登録されることになった近代建築の社屋は設立から約30年後に建てられている。同行は1934(昭和9)年、日本勧業銀行と合併した。

 谷さんは「宮崎農工銀行の設立当時は民間が力を合わせて経済の近代化を推し進めていたころ。そんな時代の息吹が写真から伝わってくる」と話していた。

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