リフォーム補助金、受け付け中

店舗や事務所、住宅の改修・改装を支援−日向

　日向市は新型コロナウイルス緊急経済対策として、市内の施工業者を利用して店舗や事務所、住宅をリフォームする際の費用を一部助成する「リフォーム補助金」の申請を受け付けている。１２月２４日まで。ただし、予算額に達した時点で終了する。

　市内産業の活性化、店舗の新しい生活様式への対応支援、労働環境向上の支援が目的。補助額は、店舗や事務所は対象工事費の２０％で最大２０万円、住宅は同１０％で最大１０万円。工事着工前の申請が必要。

　市の指名願に登録または小規模工事事業者の登録をしている事業者が施工すること、交付決定後に工事に着工、来年１月末までに完了し、市の完成検査が受けられること、工事費が２０万円以上（税込み）であることなどの条件がある。

　補助件数は各約３０件。申請に必要な書類は補助金交付申請書、事業計画書、収支予算書、固定資産課税台帳の写しなど。一部の書類様式は市公式ホームページからダウンロードできる。完成検査後に補助が確定し、補助金が交付される。

　問い合わせは市商工港湾課（電話日向５２・２１１１）まで。

　対象となる工事の詳細は次の通り。

【店舗・事務所リフォーム】
対象は市内の中小企業、小規模事業者。申請者に市税などの滞納がない人。対象となるリフォーム工事は店舗の外壁塗装、アクリル板・ビニールカーテンの設置、更衣室の改修、換気扇・網戸の設置、トイレの改修、店舗に付随する看板の設置など。ただし、リフォーム会社が自社で施工する部分は補助対象外。

【住宅リフォーム】
対象は市内に住所があり、本人が居住するために改修する工事で、建築後１年以上経過した住宅。申請者の家族を含めて市税などの滞納がなく、２０１６年度以降に住宅リフォーム補助金を利用したことがない人。対象となるリフォーム工事は屋根、外壁の塗り替え、壁紙や天井、床、畳の張り替え、風呂やトイレ、手洗い場などの改修、付随する土地の防犯目的のフェンスの設置など。
エコキュート、ＩＨクッキングヒーター、太陽熱温水器、灯油ボイラー、ガス給湯器、エアコン、空気清浄機など２次製品の購入費用は対象外だが、工事費用は対象となる。