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津軽海峡横断リレーに挑戦へ

本紙掲載日:2021-07-21
3面
津軽海峡横断リレーに挑戦する(右から)節政監督、玉木さん、佐藤さん、糸鵑気鵝複監、須美江海水浴場)

高い難易度、成功すれば高校生初−OWS

◆延岡市内の3人、その名も延泳部

 海、川などの自然の中で行われる長距離水泳競技「オープンウオータースイミング(OWS)」で、最も難易度が高いとされている世界七大海峡の一つ、津軽海峡の横断リレーに延岡市内の高校生3人が挑戦する。グループ名はその名も「延泳部(えんえいぶ)」。成功すれば高校生では初。今月下旬の挑戦に向け、「全力で挑みたい」とハードな練習に励んでいる。

 メンバーは佐藤夢咲樹さん(延岡星雲高)、糸麌馬さん(延岡工業高)、玉木聡馬さん(同)=いずれも3年、17歳=の3人。きっかけは中学2年時から3人の水泳指導に当たる節政健一さん(33)の存在だった。節政さんはOWSの先駆者的な存在で七大海峡のうち、津軽とドーバーの2海峡の単独横断に成功している。

 中学3年の県中体連。高校で水泳を続けるか迷っていた佐藤さんに、節政さんから指導を受けている友人が勧めてくれたのが遠泳。心はすぐに決まった。国内で一番難しい津軽海峡をリレーで挑戦したいと思った。

 提案を受けた糸鵑気鵑蓮嵬滅鬚ぁC任襪錣韻覆い隼廚辰拭廚伐諾。これまで水泳で目立った成績はなかったという玉木さんは、「遠泳という違う分野で力を発揮したい」と挑戦を決意。中体連終了後すぐに節政さんに気持ちを伝えると、意外にもあっさりと引き受けてくれた。

 挑戦を決めた後、プールで遠泳の基礎となる泳ぎを繰り返した。そして昨年6月、海で初練習。最初の練習としてワクワクしていた3人は、波で不安定になる泳ぎに翻弄(ほんろう)される。短い距離しか泳いでいないのにきつい。「津軽に比べたらレベル1の波」という、節政さんの言葉に不安でいっぱいになった。

 その後、競泳の練習と両立し、週1回は須美江海水浴場に通って練習を続けた。節政さんは津軽を泳いだ経験者。海の厳しさを知るからこそ練習も厳しい。それでもチャレンジしたい気持ちは変わらなかった。

 挑戦100日前からは、ツイッターやインスタグラムを毎日更新。練習の様子や意気込みなどをつづる。文章に間違いや不備はないか、失礼はないかなど、お互いに確認するのも日課。「多くの人に応援してもらいたい」という思いからだ。

 反響は大きく、最近は街を歩いている時にも応援の言葉を掛けられるようになり、きつい練習のモチベーションになっている。それぞれの学校で、友人たちから掛けられる激励の言葉も力になっている。

 糸鵑気鵑蓮屮灰蹈焚劼撚爾鮓いている人が前を向いてくれる挑戦になれば」、玉木さんは「挑戦する姿で地元を元気づけることができれば」とそれぞれ意気込む。

 提案者である佐藤さんは「体力とか(やってみないと)分からない。でも遠くだけど若干ゴールが見えてきた」と話す。「ずっと前から『泳ぎたい、泳ぎたい』と願うことしかできなかった。やっと挑戦できる。全力で挑みたい」と力を込めた。

 挑戦は今月30日〜8月1日の天候のいい日に行う。直線距離は約30キロだが、波に流されるため実際は45キロほど泳ぐことになる。1人が基本30分間泳ぎ、3人のリレーでゴールを目指す。

 現在、物品販売などを通して支援を募っている。詳しくは「延泳部」のインスタグラム、ツイッターから。


◆指導は2海峡横断の節政さん

 挑戦のきっかけとなった節政さん(延岡市在住)は今回、監督として津軽海峡に挑む。「プール以外の水泳の面白みを知ってもらえてよかった」と話す。

 最初に相談を受けた時は「マジかと思った。彼らの実力は知っていたし中3の時点では正直無理だと思った」。しかし指導する上で否定はしたくなかった。「分かった」と引き受けた。自身もトレーニングを積んだ須美江海水浴場で「(自分が)泳いできた姿が影響を与えたなら責任は全うしたい」と、全面的にサポートした。

 高校3年での挑戦を目指し準備してきた中で襲ったコロナ禍。「県外に行くのも大きなチャレンジ。やっていいものか判断に迷った」という。ただ「彼らのやりたい気持ちを優先した」。高校卒業後は別々の道を歩む。「一生に一回のチャレンジを実現させてあげたい。多少の批判は自分が受ける覚悟で3人の気持ちを優先させよう、チャレンジさせようと思った」。挑戦できる人数も限られる中、交渉を重ねて実現した。

 自身の挑戦時には批判が殺到していただけに、多くの人に応援されている3人をうらやましく思う一方で、「多少なりとも影響を与えたならうれしい」とも。

 実際、節政さんの挑戦時から支援する同海水浴場近くの「民宿紺碧(こんぺき)」が船を出して本番に近い練習環境を提供したり、挑戦に同行予定の迫田哲平さん(46)=迫田病院院長=が宮崎市から練習や体調の確認に来たりするなど、支援体制も厚い。

 「チャレンジを一番近くで応援できるのは、指導者としても先輩としてもうれしい」。選手と監督、そしてサポートメンバーが気持ちを一つに、世界で初めてとなる挑戦に挑む。

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