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黒岩園、再生へ−詩人渡邊修三の茶園

本紙掲載日:2021-07-14
3面
伐採と運び出しにも汗を流した
初日の作業に参加した顕彰会の会員(3日、延岡市大野町)

いずれ「天使たちのお茶」を−顕彰会が整備

 延岡市尾崎町出身の詩人・渡辺修三を顕彰する渡辺修三顕彰会(渡部俊雄会長)は、修三が大野町で営んでいた茶園「黒岩園」をよみがえらせるための活動を開始した。3日には会員10人が現地を訪れて、高く伸びた茶木の伐採など作業を実施。来年5月には新茶の収穫ができることを目指して整備を進める。

 6月に開いた総会で、茶園を再整備して顕彰会の活動拠点にすると同時に、地域や子どもたちの交流の場づくりとして生かすことを決定した。茶園は同町にある「渡辺修三詩碑」から入った山中の約30アールの敷地にあり修三の死後、親族が後を引き継いだが、親族が亡くなった後は約20年にわたって手つかずの状態だった。

 顕彰会ではまず、このうちの約5アール分の茶園を再整備することにしており、この日は刈り払い機やチェーンソーを手にした会員が山に入った。放置され伸び放題となった茶の木は高さ3メートルほどの物も多く、茶園というよりもちょっとした林といった様相。会員たちは安全に注意して互いに声を掛け合い、高く伸びた茶の木を切り出したり、下草を刈ったりしながら汗を流した。

 「伐採や下草取り、施肥が必要ですが、少しずつ会員に無理のない範囲で作業を進めます」と渡部会長(80)。

 整備が完了した後は地元の黒岩小中学校の児童生徒と東海幼稚園の園児らに、茶摘みや釜炒(い)りを体験してもらうことにしている。また、来年の茶摘みで採れる予定のお茶は、修三の代表作「天使たち」にちなんで「天使たちのお茶」と命名されることが決まっており、このことを知った人たちからは、早くも「飲んでみたい」と問い合わせがあるという。

 渡部会長は「お茶を通じて渡辺修三という詩人の存在を知ってもらうことが一番の目的。今後は市内一円から会員を募って、いつか女性の会長が誕生してくれることを願っています」と期待を込めていた。

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