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カモミール「風味際立つ」

本紙掲載日:2021-07-02
8面

加工品を試作−東郷まちづくり協議会

◆新たな特産品へ

 日向市東郷町の東郷まちづくり協議会(鈴野淺夫会長、約90人)は6月22日、道の駅とうごうの加工体験施設「味工房」で、ハーブの一種「カモミール」を使ったパウンドケーキを試作した。

 同協議会は、市が熊本大学などと連携し、2015年から取り組んだ「薬草の里づくり」事業の製造部門を受託。薬用植物の栽培や加工品の研究、開発、販売などに取り組んできた。

 受託後、11品目の試験栽培を経てバジルとカモミール、ハトムギの3品目を選定。20アールの畑で栽培に取り組み、カモミールはほぼ全量を東京の薬品会社に出荷しているが、一部はカモミールティーに加工して道の駅で販売している。

◆栽培の経験、知識生かして

 昨年度で5カ年の事業受託が終了したことから、補助金なしでの事業継続を検討。備品などもあり、これまでの経験や知識を生かすことで利益を上げようと、女性会員からボランティアを募集。二十数人の応募があり、今年度から22年度までの2カ年間で新たな取り組みをスタートさせた。

 この日の試作には、同協議会の女性会員4人が参加、道の駅とうごう出荷者協議会(前田福美会長)の女性会員3人も協力した。

 カモミールは、欧州などでは「母の薬草」と呼ばれ、心身をリラックスさせる効果があるとされる代表的なハーブの一つ。他のパウンドケーキと差別化を図りつつ、小麦アレルギー対策も考慮し、小麦粉と米粉の2種類を使用。カモミールの量も3パターンで試作、生おからを使用したものも提案された。

 材料を正確に計量して試作品が焼き上がると、全員で試食。「量が多い方がカモミールの風味が際立っていいのでは」などの意見が出され、米粉でカモミールの量が多めのものを選んだ。今後も研究、試作を重ね、一日も早い製品化、販売開始を目指すことを確認した。

 鈴野会長は「協議会として、自分たちで町の特産品を作りたい。いろんな取り組みをすることで過疎対策にもつながれば」と話した。

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