アプリ活用法など学ぶ
本紙掲載日：2021-06-18
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ＩＣＴ教育推進リーダーら−県教育委が研修会
県立学校の情報通信技術（ＩＣＴ）を推進するため、県教育委員会はこのほど、今年度から各校に１人ずつ配置しているＩＣＴ教育推進リーダーらを対象に研修会を開き、学習支援アプリの活用方法などを学んだ。
研修は各校のデジタル化を推進するリーダーのＩＣＴ機器の活用に関する能力向上、情報共有などを目的に月１回開く計画で４月からスタート。今回は県内４０校からリーダー、受講希望の教員ら約６０人がオンラインで参加した。
Ｇｏｏｇｌｅ（グーグル）の研修サポートスタッフが講師となり、同社の学習支援アプリの機能の説明や、授業や校務、全国の学校の活用事例などを紹介。教諭らは実際に端末を使った実技などを通して、使い方の一端を学んでいた。
講師は、システムはプラットフォーム（基盤）とした上で、「教員の工夫やアイデア次第で使い方や活用方法は無限にある」と強調。また、上手に使うことで業務を効率化できるとし、「失敗を恐れず、まずはやってみることが大事」とアドバイスした。
県教委の上水陽一さんは「ＩＣＴに得意な人、苦手な人がいると思うが、『みんなでスタートラインに立つ』という気持ちで始めた研修。今後、端末整備、教員の利活用のスキルアップ、生徒の個別最適な学びができる支援を考え、取り組みたい」と話していた。