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千葉揚水機場が完成−農業用揚水ポンプ施設

本紙掲載日:2021-06-11
3面
布団カゴで護岸された細見川沿いの取水井戸
式典で玉串をささげる出席者
勢いよく流れ出る用水を見守る関係者

生産者やJAら喜び祝う−延岡市細見町

 延岡市細見町千葉(せんば)の細見川左岸で進められていた農業用揚水ポンプ施設の改修工事が終わり、記念式が10日、現地で行われた。地区内の生産者やJA、行政の担当者など約30人が出席して祝った。

 千葉揚水機場は、1965年ごろに設置され、地区内の農地に水を供給してきた。しかし、約半世紀を経過して老朽化が著しく、故障や吸水口の河床低下に伴う取水不足が生産者を悩ませていた。

 このため地元で組織する細見地区農地環境保全会(安藤宏代表)が、数年かけて改修の機運を盛り上げてきた。延岡市土地改良区が昨年11月から、小川火の口用水路の改修と併せて工事を進めていた。総工費は6297万円で、農地耕作条件改善事業として国50%、県15%、市20%の補助を受けた。

 水中ポンプの取水口は直径150センチ、吐出量は最大で毎分3トン。これにより水田を中心とした地区内3・83ヘクタールの農地を潤す。

 式典では、行縢神社の甲斐重興宮司が神事を執り行い、工期中の無事故に感謝をささげ、五穀豊穣、地域の繁栄を祈願。主席者の代表が玉串を奉納した。

 安藤代表が工事の経過を説明し「水不足から解放され、細見川の清流を源に稲作増産に臨めることは耕作者にとってこの上ない喜び。国・県・市には特段の配慮をいただき、最新・最高の設備と機能を備えたポンプとして、工事が完成したことに感謝します」とあいさつした。

 東臼杵農林振興局の久保誠志郎農村計画課長、市農林水産部の矢野敬徳総合農政課長、県土地改良事業団の赤峰秋彦企画指導官、JA延岡の楠田富雄組合長が来賓あいさつ。施設の完成を祝い、地域の農業振興と繁栄に期待を寄せた。

 このうち楠田組合長は「農地を守ることが厳しい近年、地域にとってありがたい、素晴らしい施設です。関係者のご努力にお礼申し上げるとともに、長年にわたり地域の用水を支えてくれた皆さまに、敬意と感謝を申し上げます。この秋には黄金色の稲穂が実り、農家の皆さんが増産となることを願っています」と話した。

 通水式を行い、取水ポンプの電源が入ると、田んぼに通じる集水槽から勢いよく用水が流れ出し、出席した人たちが見入った。工事を請け負った野脇建設の野脇雅秀代表と三桜電設の甲斐雄二常務に感謝状を贈呈した後、全員で万歳三唱を行った。

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