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音楽の灯をともし30年そして、これから」(6)

本紙掲載日:2021-06-10
6面

若手団員に聞く〜座談会より(下)

▽自分たちから音楽つくり、徐々に代替わりを―小滝さん
▽コロナ禍、新しい形見つけることできた期間―渡邊さん
▽進化し発信し続ければスポットライト当たる―小坂さん
▽オンライン、続けることできっかけに―加藤さん
▽「夢はかなう」背中押せるオケでありたい―熊田さん

−−コロナ禍で昨年から延フィルの活動も影響を受けています。この状況をどう感じていますか。

〈小滝〉昨年11月、延岡市の駅前複合施設エンクロスで「室内楽ソーシャルディスタンス・コンサート」を開きました。20席限定だったのですが、すぐに事前の予約で満席になりました。その時、生の音楽を聞きたい、生の音楽っていいなと思ってくれている人がいるんだなと改めて感じました。今はユーチューブ(動画共有サービス)などでいろいろな演奏会の録画を楽しむこともできますが、そうではなく、空間と時間を共有してつくり上げる生の演奏会って大事だなと感じました。

〈熊田〉工夫して小さな規模で開くことで、お客さんも足を運びやすくなるのかなと思います。

〈渡邊〉この「室内楽ソーシャルディスタンス・コンサート」ですが、延フィル初の試みとしてオンラインで同時配信しました。それをたまたま見たという人が身近にいて「すごく良かった」「面白かった」と言ってもらいました。本当はフルオーケストラで演奏できるのが一番望ましいのですが、このコロナ禍は、新しい演奏の形を見つけることもできた期間だったのかなと思います。
それと、今年3月に延岡市の城山公園二の丸広場で開かれた「花宵クラシック・コンサート」には、800人以上が来場されたと聞き、驚きました。生の音楽を求めている人はたくさんいらっしゃるし、こういう野外での足を運びやすい演奏会のスタイルは、今後の延フィルの集客の課題解決にもつながるのかなと思ったところです。

〈加藤〉コロナ禍の前、何も考えずに人と集まって演奏していたことが、いかに幸せなことだったか感じますね。こういう時代だからこそ皆さん音楽を欲しているし、音楽が必要だと思います。さまざまな制限を乗り越えてどう提供していくか、その大変さを感じています。

〈小坂〉コロナ禍になり、演奏会にお誘いした人から「ああ、久しぶりにそういう時間が欲しかった」という声を聞くようになりました。コロナ禍の前は、私たちですら「演奏会なんていつでもできる」という感覚がありました。お客さんもきっと「今回行かなくても次の演奏会に行けばいいか」と思っていたと思います。今は逆に、これまでクラシックを聞いたことがない人からも「そういう違った時間を過ごしてみたい」と言ってもらえるようになり、それが音楽活動を続ける意味なのかなと感じています。

−−団員として延フィルのこれから、延フィルの未来をどう描いていますか。

〈小滝〉これまで椛山先生が圧倒的な存在感でけん引されてきました。今後は僕たち若い世代も、椛山先生のつくる音楽に対して、もっと自分たちから音楽をつくっていかないといけない、レベルを維持していかないといけないと感じています。先ほど渡邊さんが言いましたが、僕と渡邊さんは、ときどき練習の指揮を任されています。到底、椛山先生には及びませんが、それくらいきちんとした練習を続けていけるように、頑とした活動を続けていけるように、自分自身もスキルアップしていかなければと最近思っています。そうやって徐々に代替わりをしていかないと、いつまでも「椛山先生でなければ」では、これから延フィルをずっと続けていくことはできないと思っています。

〈渡邊〉ひと言で言うと、県北で音楽活動する子どもたちの憧れの存在になりたい。そのために中学生や高校生が「将来、入団したいな」と思ってくれるきっかけをつくりたいと思っています。小滝さんが今言われたことも頑張っていかないといけないし、これから私たち若い世代が引っ張っていけるようにならなければと思います。

〈熊田〉私が中学生の時、椛山先生はいつも「不可能はない」「絶対に夢はかなう」と最後まで励ましてくれました。いつも前向きでした。私はそういう精神がうれしかったですし、社会人になった今も励まされています。延フィルも同じように、子どもたちに感動してもらえるような、聞く人の背中を押せるようなオーケストラでありたいと思っています。

〈加藤〉そのためには演奏会の幅を広げ、いろいろな人の目に触れる機会を増やさないといけません。2016年10月に一度、日向市の富島中学校でスクールコンサートを開いたことがあるのですが、結構、生徒たちが喜んでくれて楽しんでくれて。あの時のようなスクールコンサートをまた計画できたら、さっき渡邊さんが言ったような、子どもたちが「将来、入団したいな」と思ってくれるきっかけになるかもしれません。
あと、昨年11月の「室内楽ソーシャルディスタンス・コンサート」は、コロナ禍をきっかけに企画されましたが、あの時のオンライン同時配信のスタイルは、おそらくコロナ収束後も、世の中のスタンダードとして残るのではないかと思っています。コロナ禍にかかわらず続けていくことで、オンラインをきっかけに延フィルを知り、「生で聞いてみたい」と会場に足を運んでくれる人も出てくるのではないでしょうか。

〈小坂〉自分に何ができるのだろうかと考えた時、ここにいる誰よりも自分で自分を変えて進化し続ける、それが延フィルのために私ができることかなと。私が変われば誰かが変わるかもしれません。延フィルが進化し続け、発信し続ければ、きっとスポットライトが当たるはずです。コロナ禍は延フィルの存在感を示せる機会かもしれないと思っています。

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