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大平は〃牛養い〃の村

本紙掲載日:2021-06-01
7面
畜産農家が牛の運動のため連れて歩く道に立てられた看板
看板が立つ町道からは、棚田や山々など景色も楽しめる

「見に来て」ユニークな看板を設置−高千穂

 牛を養う農家が多く、牛馬の神様を祭る神社がある高千穂町岩戸の大平集落(34戸、110人)の町道沿いに、牛を題材にした10種類の看板が立っている。かわいい牛の絵とユーモラスな言葉が書かれており、見る人を楽しませている。

 集落内の石神神社には牛神明神、あるいは牛神大明神と呼ばれる牛馬の神様が祭られ、町内外から畜産農家が牛の健康を願って訪れる。

 第9回全国和牛能力共進会(2007年、鳥取県)では、種牛4区部門で集落の牛2頭が内閣総理大臣賞に輝くなど昔から畜産が盛んな地域。現在、14戸の繁殖農家が113頭を養っている。

 また、日本の棚田百選「尾戸の口棚田」などの棚田があり、古祖母山や祖母山などの山々を眺められる土地。畜産農家が牛の運動のために牛を引いて町道を歩くなど、のどかな風景が広がっている。

 看板は、地元有志で昨年発足した「大平村おこし協議会」(甲斐康雄代表、14人)が、集落の知名度を上げようと4月に設置。国道218号雲海橋交差点付近−石神神社の約2キロに10種の看板がある。

 「はよー戻ってダヤシネ(牛養い)せんか!」「べべの子(牛の子)飛び出し注意!」など、牛に関して住民が日常的に使っている言葉を絵に添えた。甲斐代表によると、看板を見て「楽しい」と話したり、看板の言葉をメモしたりする人がいるという。

 集落は、町が「鉄道公園化構想」として進める新たな観光拠点の予定地に近く、甲斐代表は観光客らを地域に引き入れて集落を活性化させたい考え。今後、棚田などを眺められる展望所の設置などを検討するという。

 5月25日には、国道218号雲海橋交差点近くに案内看板も設置。甲斐代表は「牛のイラストを見て楽しんだり、言葉が分からないときはイラストから推測したりしてもらいたい。ここに大平という集落があることを知ってほしい。コロナ禍だが、景色を見た人たちが少しでも癒やされたらうれしい」と話した。

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