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新導入ドクターカーの意義

本紙掲載日:2021-05-17
8面
新たに導入されたドクターカーについて説明する救命救急センター長の長嶺育弘医師(県立延岡病院)

救命率向上、後遺症低減に期待

◆県立延岡病院県民健康講座

 県立延岡病院の県民健康講座はこのほど開かれ、同病院救命救急センター長で救命救急科長の長嶺育弘医師が、新たに導入されたドクターカーの運用法や意義について語った。

 新ドクターカーは県内初の救急車型で、先月19日から同センターで運用開始。従来は、延岡市消防本部の緊急車両が同病院で医師と看護師を乗せて現場に向かうピックアップ方式のドクターカーを運用していたが、新導入車は病院から現場に直行できるため、より早く傷病者の処置を開始でき、救命率の向上や後遺症の低減が期待される。

 また、これまで延岡市内だけだった出動範囲は県北一円に拡大し、普通の救急車にはない高度な医療機器も装備。途中で合流して患者を引き継ぐことで地元救急の負担が軽減され、搬送しながら処置して適切な搬送先へより円滑につなぐことができるようになった。

 長嶺医師は県北も全国同様に救急出動件数は年々増加傾向にあり、多数の要請に応じることで現場や病院までの到着時間も長くなっている現状を説明。その中でも人口が集中する延岡市中央地域は全国平均よりも短時間で搬送できている一方、北方、北川、北浦地区などは病院収容まで1時間近くかかっていると報告した。

 さらに、県北医療圏の面積は県全土の41%を占めながら、救急車の台数は27%の計13台にとどまり、不足していると指摘。高速道路の重症・死亡事故件数も片側1車線の対面通行が多いため、県央や県南を大きく上回り、登山中の滑落事故も相次ぐなど、救急出動が多い地域だと訴えた。

 ドクターヘリは雨天や日没で飛べない場合が多いことからも、新ドクターカー導入の意義を強調。「これから、地域を走るドクターカーを見て存在を知ってもらい、『延岡病院で働いてみたい』と思ってくれる子どもたちが出てきてくれたら」と期待を込めた。

 一方、ドクターヘリが15分以内に到着可能とされる待機所から半径50キロ圏に入っていないのは、九州で熊本・鹿児島県境と宮崎県北地域だけと説明。将来的に隣県同士で連携できる体制が整うよう希望した。

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