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生活の中にある美(21)−県北の土木構造物

本紙掲載日:2021-05-17
7面

荒れ地を水田に変えた

◆岩熊井堰(延岡市)

 岩熊井堰(いぜき)は、延岡市下三輪町と貝の畑町の間を流れる五ケ瀬川にある。長さ261・5メートル、受益面積460ヘクタール。市内の広大な田畑に潤いを与えている。

 「ひばりの巣」と呼ばれるほど荒れ地だった同市出北の田に水を引くために延岡藩家老の藤江監物が1724年に事業に着手。水利、土木技術に優れていた郡奉行・江尻喜多右衛門を起用して井堰と用水路の建設を始めた。

 しかし、度重なる洪水で工事は難航し、費用は膨れ上がった。31年、監物は藩内の反対派によって軍用金流用の疑いをかけられ、日之影町舟の尾の牢(ろう)に入れられた。監物が獄死した後、喜多右衛門が遺志を継ぎ、農民と協力して34年に造り上げ、131ヘクタールが潤った。当時は木枠に組石を埋めた木工沈床堰だった。

 その後、1933年と71年の大改修で現在の頭首工(取水堰と取水口)が完成し、コンクリート構造になった。その当時の改修記念碑も建てられている。

「岩熊」は、南岸側(下三輪町)の字(あざ)名。

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