大麦収穫、品質など期待
本紙掲載日：2021-05-13
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ビールの原料に重宝−延岡
延岡市吉野町の農業、�盒驚蒭�さん（２９）が大貫町と野地町の２カ所７ヘクタールで栽培している大麦を収穫した。大麦は二条大麦の新品種「はるか二条」と「ニシノホシ」の２品種。今年は天候に恵まれたおかげで生育が良く、品質・収量とも期待できるという。
�盒兇気鵑�大型のコンバインを操縦し、妻由季さん（２９）と両親の３人で連携しながら進める。作業は１週間ほどで終了し、全量が祝子町の佐藤焼酎製造場と行縢町の宮崎ひでじビールに出荷。
ＪＡ延岡管内の大麦生産者は４戸で栽培面積は２７ヘクタールに上る。いずれも、地元産の焼酎とビールの原料として重宝されている。
�盒兇気鵑聾�立農業大学校を卒業後、家業を継ぐ形で就農して１０年目。大麦のほかにも水稲や酒造好適米のはなかぐら、玉ネギ、ズッキーニを栽培する。また無人ヘリのオペレーターとしても地域の農業に貢献するなど、地域農業の中心的な若者として活躍する。「将来的には法人化して、地域の農地を守り、管理できる組織づくりにつなげたい」と抱負を話していた。