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架空請求詐欺を防ぐ

本紙掲載日:2021-04-30
3面
感謝状を手にするセブンイレブン延岡西階町1丁目店の一川聡さんと久留米署長

コンビニアルバイトの大学生・一川さんに感謝状−延岡署

◆電子マネー購入で察知

 延岡警察署は28日、架空請求詐欺を未然に防いだとして、セブンイレブン延岡西階町1丁目店の大学生アルバイト従業員、一川聡さん(21)に久留米英樹署長からの感謝状を贈った。

 署によると、一川さんは今月5日、市内の80代女性が同店で電子マネーのプリペイドカード3万円分を購入後、再び来店して交換を申し出た際に事情を聞いて、架空請求詐欺だと察知。すぐに延岡署に通報して、被害を未然に防ぐことができた。

 女性は自宅パソコンでインターネットを利用中、突然画面に「ウイルスに感染しています」と警告文が出て画面を消せなくなったため、表示された連絡先に電話したところ、相手の男からウイルス除去の手続き費用として電子マネーを購入するよう指示されたという。

 だが、購入したカードを使用するための保護シールを、たまたまうまく剥がすことができず、男から交換するよう指示されたことで再来店して、難を逃れることができた。

 一川さんはバイトを始めてまだ1カ月だが、詐欺被害が疑われる来店者への目配りを呼び掛ける従業員向けの掲示文で予備知識を学んでいたといい、「被害がなくて素直にうれしいです。金額の大きい電子マネーの購入にはこれからも気を付けていきたいと思います」と、感謝状を励みにしていた。

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