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「人」(ひと)−日向警察署長・垂水一洋(たるみず・かずひろ)さん

本紙掲載日:2021-04-27
2面

 1985年に拝命し、小林署の小林駅前交番から警察生活をスタートした。

 その後は白バイ隊など主に交通畑。2017年度の日向署副署長以降、交通指導課長、交通規制課長を経て現職に就いた。

 4年ぶり3回目の日向署勤務を喜びながら、「地域住民の目線も大事にし、署員一丸となって安心安全の確保に全力で取り組む。経験を生かし、安全で快適な交通環境を目指していきたい」と意気込む。

 昨年は、コロナ禍で警察の行事(逮捕術、術科大会など)をはじめ、地域住民との安全運動、推進大会なども中止となった。「県の方針、基準を徹底して守っていくしかない。情勢がどう変化するかは予想ができないが、その時々の情勢に応じた最も効果的な諸対策を取っていきたい」と気を引き締める。

 日向署の管轄区域は、県内の警察署の中でも一番の広さ。安全安心の確保には地域の人々の協力が不可欠であるとし、「警察にしかできないことは一生懸命取り組む。共同して取り組まなければならないこともあり、共に安全安心なまちをつくっていきたい」と話す。

 妻と長女を宮崎市の自宅へ残し、5回目の単身赴任生活。好物は海の幸。副署長時代に初めて食べた岩ガキのおいしさが忘れられないという。趣味は魚釣り。「時間と情勢が許せば、磯釣りを楽しみたい」

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