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市役所に自動演奏ピアノ

本紙掲載日:2021-04-20
2面

創立60周年日向LCが寄贈

◆ヤマハ製500曲を内蔵−1日3回、音楽で癒やしの時間

 日向ライオンズクラブ(古賀浩一郎会長、会員50人)は今年3月に迎えた創立60周年の記念事業として、日向市に自動演奏機能付きピアノ1台(定価223万円=税抜き)を寄贈した。贈呈式が14日、同クラブが設置場所として希望した市役所1階市民ホールで行われた。

 贈呈式には、同クラブから代表メンバー7人が出席。古賀会長から目録を受け取った十屋幸平市長は「大変高価なものを寄贈いただき感謝している。来庁する市民や、職員の休憩時間などの癒やしにもつながる。コロナ収束後にミニコンサートを開くことができれば」と謝辞を述べた。

 同ピアノはヤマハ製。全500曲の多彩な自動演奏のピアノ曲を内蔵し、クラシック、ポップス、ジャズなど計10ジャンルの中から好みの曲を選曲できる。

 同クラブは開庁時に自動演奏のBGMを流すことで、来庁者や職員の心を癒やし、休日などにはミニコンサートなどが気軽にできるようになることを期待して寄贈したという。


 同市では平日の午前10時と午後3時に各5分間、正午からは30分間程度の自動演奏を行う予定にしている。

 古賀会長(64)=古賀産業会長=は「音楽は人の心を落ち着かせたり、癒やす力がある。新型コロナウイルスの感染状況を見ながらになるが、市制施行70周年記念として演奏家を招いて、こけら落としのミニコンサートを計画したい」などと話した。

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