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延岡−にしき家の甲斐敏雄さん

本紙掲載日:2021-04-14
7面

革ポーチ90個、大師祭に寄贈

◆コロナ終息祈願−福引の賞品に

 延岡市三ツ瀬町で革製品の店「手作りバッグにしき家」を営む甲斐敏雄さん(90)は、今山大師(野中玄雄住職)に、手作りの革製ポーチ90個を寄贈した。16日から始まる「延岡今山大師祭」で、福引の賞品として役立てられる。

 甲斐さんは、革細工職人となって56年。同祭にはこれまでも、自身が製作した多くの革製品を贈っている。

 今回は、2月から作業に着手。70を超える工程をすべて1人でこなし、コロナ終息を祈りながら、一つ一つに真心を込めて作り上げた。

 ポーチは横21センチ、高さ13センチ、幅7センチ。上質な革を使用し、表面には傷が付きにくく、水を通さないナイロン加工が施されている。使えば使うほど味が出るという。

 色はいずれも上品な茶色がベースだが、中央の柄だけは変えることで、寄贈した90個すべてをそれぞれ一点物にした。ファスナー付近に「招福・今山大師」と刻印した革製ストラップも付いている。

 甲斐さんは「コロナ終息祈念が目的の大師祭に賛同して、自分も何かしたいと思った。多くの人に喜んでもらえれば」と話した。

 同ポーチは、店でも少数を1万3000円で販売するという。

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